ホモセクシャルの保険調査員ブランドステッターもの「服従の絆」。

乱読するのは良くない、暇つぶしに読むのは良くない、 と実感したのがジョゼフ・ハンセンの「服従の絆」を読み終えた時。 デイヴ・ブランドステッターもの、実は殆ど読破済み。 なのに、読んだ筈のものが一向に浮かんでこない。 有能な保険調査員で、保険調査の仕事から まるで探偵の仕事にすり替わり、主人公の ブランドステッター(決して若くない)が何度も命まで 奪われかねない事件に巻き込まれ、知的に、 且つハードボイルド的に解決していく、と言う大まかな事は 覚えているのだが、結局、彼がホモセクシャルで、 若い黒人のセシルと言う恋人がいる、と言う事しか 具体的に覚えていないのである… 主人公がホモセクシャル、ってとっかかりで読み始め、 一気に店頭で手に入るものを買い、一気に読んだのがまずかったか。 詰め込み過ぎて、一冊一冊の価値観が薄れてしまった。 シリーズの最終巻も読んでいて、ディヴが病魔に倒れ、 亡くなってTHE ENDとなる物語、と言う事も解っているのに、 個々の事件が浮かんでこない… で、今一度、シリーズ第1作「闇に消える」から読みなおし!!! ブランドステッターはどちらかと言うと寡黙で品があり、 アメリカ~ン・メ~ンと言う感じではない。 ホモセクシャルだが、がっついてはおらず、 (若い時はそうだったのかもしれないが) 女性っぽい所のないタイプで、どちらかと言うと フィリップ・マーロウの系譜だと思う。 マーロウよりも年配だけども。 それが自分に…

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この気だるさはなんだ…「傷ついた男」。

ビデオをDVDに落とし続けている… 遅遅として作業が進まないので、途方に暮れている… 「愛する者よ、列車に乗れ」のパトリス・シェロー監督の 「傷ついた男」もDVD化されてなかった。 久々に見たが、やはりフランス映画は見る時の メンタル面での調子を選ぶなぁ。 「ニキータ」などで日本でも知名度が上がった フランス人優男俳優のジャン・ユーグ・アングラードの 無名時代の映画だが、優男ではある、若いので 繊細さも湛えている、しかし…裸が綺麗とは言えない 服を着ていれば細身で、華奢な印象が強いのに、 脱いだら胸毛やらギャランドゥやら、もじゃもじゃと… 体毛が汚い、と言うのではなく、バランスが非常に悪い。 ゲイの人たちには堪らないのかもしれんが。 なんだか、貧弱なのだ… ジャン・ユーグ・アングラードが高校生には見えないしなぁ。 ゲイの青年が、妹を見送りに家族でやって来た駅で 暴力的な警官に出会い、触発されまくっちゃって、 破滅の道を堕ちていく…と言う話なのだが、 破滅に落ちるパターンか、としか思えない。 うだうだねちねち、見るのに苦痛なのだ。 「愛する者よ、列車の乗れ」の同じ監督が撮ったとは 到底思えないような、全編に於いて心が泡立つ時がない、 と言うか、それに拍車を掛けて毛むくじゃら系の男しか 出て来ないんかい、と言う映画です… 濡れ場もキスシーンも本気モード全開で、 そう言う所はそこはかとなくやる、と言う物足りなさ…

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このキャスティングの意図は…「香港大夜総会タッチ&マギー」。

DVD落とししている最中で、ビデオに録画していながら 全くその存在を忘れている映画もあるもんだと気付く。 友人の勧めもあり、SMAPの香取慎吾と岸谷五郎が主演した ドタバタ喜劇の「香港大夜総会タッチ&マギー」がそうだった。 香港返還前の、歴史的に見て一瞬しかない その時を捕らえる為の映画、時事的な映画で、 後世に残るような、出演者のフィルモグラフィーに 燦然と輝くような代物ではないにしろ、 楽しみは何にでも見つけられるもんで。 この映画で唯一収穫があったと言えば、ホモのジャーナリストを 演じた岸谷五郎に全く照れが見られず、 そのホモに言い寄られるまだまだ新米の記者を演じた香取くんも、 嫌そうには見えなかった、って事かなぁ(笑) 女装には興味無いので、普通に考えて、 こんなゴツイ女いるか、くらいの感想なんだけど、 とにかく、岸谷さんのセクハラまがいの迫り方が 何とも言えず、いやらしかったのが笑えてしょうがなかった。 しかし未だに、こう言う映画にジャニタレが出てるのが 腑に落ちないと言うか、ジャにー喜多川のセクハラ裁判など、 社会的に見ても許し難い諸事情がある事務所のタレントが 映画の中とは言え、ホモに迫られてもいいもんだろうか… 映画として、娯楽として楽しむには、難しいもんがある。 同性に性的欲望をぶつけられる、と言うのを リアルに見せられてる気がしてなぁ、なんだかなぁ。 苦笑いもんの映画の一つだ。 思った通り、DVD化さえされてないし。 …

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知らない世界を覗いてしまった者の悲劇「ドライ・クリーニング」。

フランス映画は時と場合で見た印象が大きく変わる。 見た後の自分の気持ちが変わると言うか、 大抵はどんよりと沈んだ気分になることが多いので、 見るのにちょっとした意気込みが必要だったりする。 ビデオをDVDに落としながら、久々に「ドライ・クリーニング」を見た。 Miou-Miou ミュウ・ミュウ (Nicole Kunstler) 妻 Charles Berling シャルル・ベルラン (Jean-Marie Kunstler) 夫 Stanislas Merhar スタニスラフ・メラール (Loic) 美青年 クリーニング店を営む、8歳くらいの息子がいる夫婦。 商店街の会合で訪れたクラブで、美女二人の怪しげなショーを 見て悩殺されてしまう。 普段、平々凡々と生きている夫婦に、正にカンフル剤が 打たれた感じで、美女二人ではなく姉と弟だった二人と 酒を飲み、すっかり彼らの開放的なセクシュアリティに 感化されてしまう。 こう言うのって、よく有りがちと言うか、映画ではよく見かける。 そいつに近づいちゃいかんよ、と観客が思う方へ、 主人公たちは足を踏み入れ、破滅に向かっていく、 自身の抑圧された欲望の解放者に、自らの全てを 与えてしまうのだ… 姉と別れて喪失感に包まれている弟の美青年を 夫婦は雇う事で手元に引きとめようとする。 案の定、妻は弟とデキて、それを夫も認識している。 この部分がイマイチ理解に苦しむのだが、 やっぱりこんな生活はよくな…

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やはりフンボルトは…

「世界の測量 ガウスとフンボルトの物語」、読了寸前で、 やはり「あやしいな」と思った通り、博物学者・地理学者の フンボルトは、少なくとも男の子が好きな性癖である、 と言う事が判明し、自分の「その手の匂いを嗅ぎ分ける」能力が 健在だったのに◎(笑) そんな事は抜きにして、「物語」とあるだけに、 物語として非常に面白い読み物だった。 「Aire Libre」と言うタイトルで、フンボルトとボンプランの冒険の旅の 映画があるそうだが、見てみたいもんだ… 邦題もないようだから、日本公開されてないんだろうなぁ。 かと言って、ハリウッドもので見たいとは思わんぞ 今年は本との出会いは好調の予感 やっぱり、感動は押しつけられるべきものじゃないと実感。 こう言う感情に行き着くだろう、との予想の元に書かれる物語には どうしても斜に構えてしまう天の邪鬼な為、 こう言う読後感を生む為にエピソードが作られるんではなく、 ただ物語を見せてくれるものが好きだ。 見せてくれたものに対して何を思うかは、読者の勝手だろう。 ネタを振られて、感動物語だよ~、大抵の人は感動するよ~、 と言うものと、物語の中の登場人物たちのありのままの姿を 見せられるだけなのに泣けてくる、と言うのとでは、 雲泥の差があると思う。 どちらが小説として正しいとか面白いかではなく、 私の好みは、「感動は自分で決めさせて」って事だ。 世界の測…

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偉人二人の冒険小説「世界の測量 ガウスとフンボルトの物語」。

ダニエル・ケールマンの「世界の測量 ガウスとフンボルトの物語」を読書中。 何故読もうと思ったのか動機は不明だが、いつもの 「ピンと来た」勘が上手に働いたからかな。 正直、二人の名前さえ知らなった私。 学校で習ってたとしても、全く記憶に残ってない、つまり 興味がなかったんだろうな(笑) 興味がないと言うより、「世界史」だのなんだので習ったものは、 食わず嫌いと一緒で受け付けなくて覚えられない。 勉強嫌いで損している部分が多大にあると思うが、 自分の好きな科目で習う事は、 今の自分を形成する根っこになっていたりする。 ガウスやフンボルトの偉業云々は、本を読んでいても 正直、頭に入ってこないのだが、これは二人の偉業に詳しくない 人間にでも楽しめる知的冒険小説としてとっても面白い。 理数系が苦手な者にも十分に楽しめるから、小説なんだろう、 偉人のノンフィクションではなく。 小難しい理屈を知っていなくても楽しいのだ。 特に、未開拓地をその身一つで測量の旅に駆け回る フンボルトのバイタリティ。 自分には全く無いもので、そのエネルギッシュさに圧倒される。 それと、こんな事は不謹慎なんだろうなぁ、と思いつつ、 腐女子的に妄想膨らむエピソードがある。 簡潔な文章の中に、その匂いを嗅ぎつけたわけだが、 無論、小説の本筋とはかけ離れた所にあるものだ。 フンボルトと、階段で途方に暮れて火酒を飲んでいた時に 声を掛けられた、ただそれだけで彼の旅の同伴者となった …

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ゲイへの目覚めを描いた青春小説「潮騒の少年」。

友人に貰ったまま、積ん読状態だったジョン・フォックスの「潮騒の少年」、 年末になってくると何故か気忙しい癖に本が読みたくなる病が出て、 完読。 やっと読めたよ、と言う感じ。 読むぞ、と決めると、読み終わるのは早いのだが、 元来、本に関しては気が多くて、ついつい、 他の本を読み始めてしまったりして、 未だ導入部だけ読んで積み上げてる(これを積ん読と言うらしい)本が 山の様に… たまにそう言う本の棚を見返すと「お、これ買ってたのか」と言う 本が続々出てくる始末。 高校生の頃は、一冊の本をそれはそれは大事に読んでいたもんだが、 本に対する自分の情熱が、消費社会と共に薄れてきつつあるのが 実に恨めしい。 余談だが、テレビでのこれでもかと言うほどの、不況への煽り。 何に関してもそうだが、報道番組は感情を交えずに 冷静に事実を伝える術を知らんだろうか。 ガソリン代が跳ね上がる、とか言っといて、 現状はどうだと言いたいよ、ホントに(怒) SONYの大々的な人員削減を、国家の一大事みたいに… 矢沢○吉が「世界のSONY」なんたらとのたまっているCMについては スルーなんだな、これが。 (自粛しないのか、CM。明らかに違和感あるぞ、あのCM) 思えば、お金のない(自分で収入を得られず、親からのお小遣いのみが 収入だったあの頃)学生時代は、漫画より長い時間楽しめる、 と言う、実に経済的な理由もあって、漫画読みから小説読みに シフトした時期があった。 本は、…

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懐かしいあの頃のROCK♪

先日から、色んなものを処分しにかかっている。 その中に、今は聴くこともままならなくなったカセットテープがある。 いずれ、ビデオテープの同じ運命をたどるのだろうなぁ。 テープの中に入っているのは、80年代・90年代に聴き倒していた 洋楽や日本のROCKだ。 捨ててしまえば、もう二度と聴くこともないかも、と思っていたが、 ネットの海は広大だ(by:草薙素子) 当時、どっちかと言うとマイナーなROCKが好きで、 LIVE通いなんかしていた、世間一般的な娯楽からは隔離されたような 趣味の私だったので、その頃聴いていた音楽は、 「80’S」なんて言うオムニバスに収録されることは今でも望めない。 音源はCDを持っているので聴くことは出来るが、 その頃、マイナーすぎてMステなんかに出演する筈もなかった彼らの 動く姿を見ようと思ったら、LIVEに行って生演奏を見るか、 日本のROCKのPVを流すこれまたマイナーな音楽番組を 気長に見るしかなかった。 それが見られるんだから、ネットの中の情報量は本当に半端じゃない。 DER ZIBET「Only "You" , Only "Love"」 一番LIVEに通った回数が多いのがDER ZIBETだった。 BUCK-TICKのVo.櫻井が、DER ZIBETが好き、と言う事を ROCK紙面で発言し、Vo.ISSAYさんとオムニバス企画アルバムで デュエットしたりしなければ、BUCK-TICKファンを聴いてるような …

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傍若無人な天才少年を見事演じきったレオ。

久々に映画を見たいなぁ、と思い立ち、ゲイ映画コレクションの ビデオを物色、まず「モーリス」を見て、「太陽と月に背いて」を見た。 童顔で、無精ひげ面がイマイチ似合わない大人の俳優に なってしまった昨今のレオナルド・ディカプリオだが、 フランスの天才詩人を何故か英語で演じているこの映画の、 傍若無人で世間知らず、田舎者丸出し、だけど「天才」詩人である アルチュール・ランボォ(あえてランボーとは書かない…)の、 若さゆえの残酷さや身振り手振りの大雑把さを 見事に演じているのに、目が覚めた感じだった。 太陽と月に背いて【字幕版】パイオニアLDC 1998-02-25 ユーザレビュー:美しいレオ君が見たい ...アルチュール・ランボ ...これを買った方、さす ...Amazonアソシエイト by ウェブリブログ レオの美しいこと… 彼は「美しい」と言う雰囲気の俳優ではないけれど、 (どっちかと言うとやんちゃなきかん坊と言うイメージの方が強い) 大人になりきってない華奢な体躯、無造作にのびた髪、 細長い手足、赤みを帯びた唇、と、若者の美しさに溢れている。 この時期のレオにあのランボォを演じさせようと考えた人は偉い。 その昔、テレンス・スタンプ主演で「ランボォ 地獄の季節」と言う 映画が既にあって、高校時代、アイドルを愛でるように ランボォの似顔絵を、ノートの隅に落書きしていた私が 何よりも見たい映画だった。 だが、未だ見るに及ばず…と言うより、ラン…

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腐女子待望(笑)

毎号買っている雑誌はあまり多くはないが、 ヤミつきにやめられないのが映画雑誌の「この映画がすごい」だ。 この雑誌のいい所の最たるものは、「萌え」に対して忠実で、 ゴシップに対して貪欲であり、読者の「知りたい心」を代弁者的に 紙面上で表現してくれるからだ。 現在発売している7月号は、腐女子垂涎、「BL映画特集」なのだ。 以前「同性愛特集」もやってくれた雑誌だが、 今この瞬間に「旬」なのは、「BL映画」と言うジャンルだろう。 BL映画と言うジャンルの映画を列挙するかと思えば、 まず、「萌え」の「萌え所」の大まかな「ツボ」の導入があり、 そして、現在BL作品としてジャンルを打ち出している作品ではなく、 「萌え度」の強い作品として、ヴィゴ・モーテンセンがフルチンFIGHTを 見せていると話題のロシアン・マフィアの映画「イースタン・プロミス」を 大々的に取り上げる感じが、実に同人誌的なノリで好きなのだ。 http://www.easternpromise.jp/(オフィシャル・サイト) この映画の「萌え」処は、子弟萌えってヤツである。 ヴィゴとヴァンサン・カッセルの、組織の男と組織のボスの息子、と言う 関係において、どちらかと言うと出来の悪い2世に、 それでもボスの身内と言う事で忠誠を尽くすであろう男の、 まるでこだか和磨が描きそうなシチュエーションの映画らしい。 いやぁ~、見てみたいぞ

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少年と青年の間に。

子役の命は短い。 天才と呼ばれていても、成長は残酷だ。 子役時代はあれだけちやほやされ、もてはやされ、 その希少価値に誰もが感嘆の声を上げるけれども、 成長過程を一歩間違うと、とたんに貴重さのかけらもなくなってしまう。 子役からの脱皮に失敗して自滅したり消えていくハリウッド・スターの多い事。 日本の子役も例に洩れずだが、子役時代、少年時代、青年時代と、 旬を迎える時期をどこにするか、それを長い目で見て本人が選べない、 と言う現実が辛いところだ。 外人の顔は縦に伸びる傾向がある。 逆算すると、上下から圧縮される事によって生まれていた可愛らしさが、 引き伸ばす事に因って間延びするのは物理的に容易に想像できる。 日本の子役の場合、安達裕美の様に、小さい頃とほぼ印象の変わらない 顔のままでも、逆に幼さから抜けられないとして、大人の女性の需要が 全くなくなってしまう例もある。 ナタリー・ポートマンも同系か。 成長すれば不細工になるし、成長しなくても不気味、と言う塩梅だ。 これが男の子になると、単に「老ける」わけだ。 男の子の方が性の区別が曖昧であると言う、絶妙のバランスが 重宝されるので、「老けて」しまうのは致命的ともいえる。 年を重ねる事を「老ける」と言うわけだから。 男の子の、女の子ともとれるような可愛らしさは 「未発達」であるが故で、発達してしまえばただの人間なのだ。 汗もかくし、臭いもするだろうし。 そう言う、予め失われてしまうと解っているから…

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ネットの海での探し物。

半日かかって、ずっと聴きたかった曲が判明。 ひたすらネットの中を漂って、ついに発見。 ネットって、やっぱり便利だ。 調べ物をしていて、また新しいことを見つけ、 更に検索をかけ、どこまでも繋がっていく感じ。 誰かに繋がっている、とか、一人じゃない、とか、 そう言う幻想は全く抱いてなくて、単にツールとして 本屋を巡って探しまくっていた時を思えば、 自室に居て知りたい事が目の前に差し出される感じは、 インドア派人間には堪らなく魅力的だ… 映画の中で使われている曲を、探し求めて数年が経ち、 サントラが出てないと知って、もう、分かることは無いかも、 と諦めていたけれど、検索かけて、ついに見つけたよ~。 映画「愛する者よ、列車に乗れ」で、亡くなった画家のジョン=バチストの 遺言に従ってやってくる人々が乗る列車と、 彼の遺体を運ぶ車が走る、その場面に流れていた、 あまりにも有名な曲のカバー「I will survive」 曲名は分かっているのに、誰が歌ってるんだか… この曲はどっちかと言うと女性のヴォーカルで歌われるのが多いので、 男性の気だるいヴォーカルが、呟きを吐き出すように歌われるこの曲が、 鮮烈に記憶の中に残り、映画を思い出すと、 どうしてもこの曲を聴きたくなってしまう。 cakeの「I will survive」。 改めて、いい曲だ~、映画のシーンがまざまざと蘇る。 検索してて、実はこの映画のサントラがある、と言…

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鈴木くんと佐藤くん。

数年前に古本で売払ってしまった漫画を、久々に読む機会に恵まれた。 売ってしまった時に消化してしまった作品だが、 久々に読んで、やっぱり面白かった。 奥浩哉の「変-HEN-」。 コミックスを発売待ち遠しく買ってた頃は、男性作家が 所謂、男の子同士の恋愛ものを描くのが大変珍しかった。 今でもまだ珍しいか(笑) 当時、夢中で読んでいたのに、最終話に向かうにつれて、 「違うんだよな~」と言う気持ちが大きくなって、 最終巻まで読んだけど、即効売り払ってしまったのだ。 それは、長身痩躯の不良である鈴木くんが一目惚れする、 「女の子に見間違われるほど可愛い男の子」の佐藤くんが、 どんどん「女の子」っぽく描かれるようになったのが耐えられなかったのだ。 なんか、小さなバストが描かれてるような上半身の描き方とか、 これは誰に対するサービスなんだ…と、不満爆発。 ちゃんと「男の子」で描いてほしい、と言う欲求が大きかった。 「変」は、もともと不条理な変な話がオムニバス形式に描かれる、 そう言う漫画だった。 そんな話の一話として描かれた佐藤くんと鈴木くんのエピソードが、 恐らく、想像だけど、作者の意図とはかけ離れたところで 予想外の反響を得て、シリーズ化されたんだと思う。 その頃にこの言葉はなかったと思うが、「腐女子」が目ざとく、 飛びついたんだろうな、きっと。 最初の頃は、女の子みたいだけど、佐藤くんはちゃんと 男の子として描かれていた…

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レディ-ボーイ?

女装が趣味、と言う、性的には全くノーマルな男性がいる。 先日、店に「いかにも」と言う、女装した男が来た。 通路を歩いているのを目に止めただけで異変を感じる、 と言う具合だった、なんせ、顔色悪すぎ。 肌の色に合ってないファンデーションを付けて、 青黒く見える、と言うあの感じだ。 それが「剃りきれてない鬚の剃り跡」のせいかどうかは分からんが、 とにかく、一瞥しただけで「異変」を感じる顔色だった。 同じく目にしていた派遣のおばちゃんが「あれ、男だよ」と言うまで、 とにかく肌色が悪すぎる、と言う点で目についただけだったが。 よくよく見ると、明らかに周囲から突出している。 女にしては長身過ぎるのはいいとして、俯いて 猫背で歩く姿は「異様」なのだ。 つかず離れず見ていると、専門店の店員を捕まえて、 「大きいサイズのミニスカはどこですか?」 と聞いたそうだ。 その後、喫煙室でのお喋りで、その男の足跡が解って来た(笑) ミニスカなんぞ売ってないので何も買わず、その後、 ブランド・ランファンの売り場に行って、あろうことか、 試着したらしい。 その相手をした派遣社員が「胸毛があった」なんて言ってたが、 明らかに男に女性の下着を試着させた、って事で、 ベテラン派遣社員がその馬鹿な派遣を叱ったらしいが、 どんなに女の格好をしていようとも、男には、 女性物は試着させたりは決してしないのがルールなのだ。 化粧品のシ…

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再びゲイ疑惑。

2ちゃんねるは、読みだすと止められない… 妄想渦巻く世界なんだけど、火のない所に煙は立たず…と言うしね~。 http://www.youtube.com/watch?v=mFRvSVuG7Fs ヒデが海外の雑誌でブリーフ一枚のほぼヌード、を 撮らせた映像を「これでもか」と言うくらい挟み込み、 他の色んなメディアへの写真を織り込んで カッチョいい音を付けた映像。 4分ちょいの映像だったけど、見ていると、 音楽に合わせて作者のこんな疑問が聞こえてくるようだ。 「ヒデ、ゲイなの?そうじゃないの?どっちなの?!」(笑) 検索するとこんな記事も見つけた。 沢尻の恋のライバルは中田氏? 沢尻エリカが今月半ば、中年男性と"車内チュ~&お泊まり"をしていたことが先日発覚した。 そのお相手は、22歳も年上の有名クリエーター・高城剛氏。 2人の関係は今年5月、ツーショット写真と共に本紙がいち早く報じた。 沢尻がゴールデンウィークに、都内のクラブであったゲイパーティーに写真集の撮影で潜入。 そこでロケができたのは、昨夏時点ではもう仲の良かった高城氏が同クラブにツテがあって…という記事だ。 ただ、そのGW直前、高城氏が一緒にモルディブバカンスを楽しんだのは沢尻ではない。 お相手は、高城氏自ら「もう一緒にいる時間は長いんで…」と本紙に告白した中田英寿氏。 その中田氏も、今月8日に米倉涼子と一晩中遊んでいた現場を、写真付きで先日報じられた。 高城氏も中田氏も、ゲイにはとかくフレ…

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サニーとジャネット。

ゲイの映画や小説・マンガを好んで読む方だが、 自分が♀だからなのか、レズには殆ど興味がない。 ゲイと言う場合、ホモもレズも含まれるので、 厳密に言うとホモ映画好き、と言った方が誤解を招かなくて済むかもしれない。 腐女子と言う呼ばれ方は近年の事だと思うが、 その昔「JUNEを読んでる女の子」は、 男女の現実の恋愛は肉体的にも精神的にも傷付く要素が含まれるので、 現実逃避の為に自分の性ではない美少年×美少年の 恋愛モノにハマるのだと書かれている文章を読んだ事がある。 自分の事ではないので、心底現実逃避できるという理屈だ。 その当時は、果たしてそうだろうかと首をひねったものだ。 現実の生々しさから抜け出すために こう言うジャンルに逃げ込んでいるだけだろうか、 と、凄く疑問に思った。 確かに、現実の恋愛はつまらん。 男がいて、女がいる。 この図式しかない。 女が子供を産んで、男は会社に出て働く。 今は男女の在り方や結婚の形態も多様化しているから一概に言えないが、 概ねこう言う形で、男尊女卑的な匂いが抜けない。 男社会の会社で働いていると日常的に肌で感じる。 とにかく、「女は損だ」と言う感覚だ。 女は損で、その損を産む男の支配化に収まりたくない、と思う女は 男に人様より興味がないからと言ってレズに走らないのかもしれない。 女である前に「人間だ」と思うからだ。 自分の性を受け入れられない云々と、精神科の医者に言われそうな人種だ。 …

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愛する者よ、列車に乗れ。

ゲイ映画の中での私の最高傑作は、 フランス映画の「愛する者よ、列車に乗れ」だ。 BSで放送されたのを見て以来、 それまでの人生で色々見たゲイ映画が吹っ飛んでしまった。 ネットで色々検索して見たが、この映画、 私の感動に反するかのように、DVDの発売もないし、 サントラCDも出ていないのだ。 ビョークやドアーズと言った選曲が素晴らしいのに・・・ 未だ納得がいかない・・・ ジャン=バチストと言う画家の葬式に親類縁者が勢揃いする、 列車に乗ってリモージュと言う画家生誕の地に辿り着く、 その道中を追って織り成す人間模様、 簡単に言うとそう言う映画なのだが、 どんな人にも覚えがあるだろう、誰かが死んだ時だけ 殆ど交流のない親戚連中と顔を合わせた途端、 積年のもやもやしてたものが噴出してきて、 「こんな時に不謹慎な・・・」と言う事態に発展するのを目撃する。 結婚式より葬式の場面で起こりがちな、 肉親であるが故の積年の何たら、と言うヤツ。 祖母の葬式で、私もそう言う場面の目撃者になった。 母方の祖母の葬式で、色んなものを見た。 姉妹間の、小さい頃のゴタゴタが、未だに尾を引く様を。 女の兄弟がいなくて良かった、と心底思った。 非日常の儀式的な場面で、人は計らずとも本性を 垣間見せてしまうものなのだ・・・と。 この場に相応しくないと理性で解っていながら、本能に逆らえない様。 この映画の影の主人公は、ゲイの画家であるジャン=バチ…

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ジョーの眸。

BSで「あしたのジョー」祭りだ!! 春から縁起がいい・・・ 様々な有名人が、ジョーの素晴らしさを語っているが、 若者の象徴だとか、憧れだとか、男の生き様だとか言う前に、 何と言っても、あの、ジョーの、 睫毛の長い憂いを帯びた伏目がちな目、だよ~。 時代の背景がどうとか、ジョーの生い立ちがどうとか、 小難しい分析よりも。 あのジョーの眸が全て。 真面目一本やりで真剣に進む番組なので(NHKだしね) 誰も指摘してくれる人はいないかも・・・と思っていたが、 国生さゆりが発言してくれたよ~。 「愛の物語」なんだよ、うん。 以前も「BSマンガ夜話」で美保純が、 段平のジョーを見る目はホモセクシャル的だ、と言ってたが、 私がジョーに惹かれるのは殆どがその部分に集約される。 みんなジョーに恋している、だ。 「ロード・オブ・ザ・リング」のフロドだ。 数年前、と思って見直してみたら、ビデオ録画したのは98年、つまり9年も前のこと、 (しかもCMにフランスWC直前の代表戦の告知が入っていた!!) 深夜に2のテレビ版を週に4話ずつ放送している番組があった。 「デビルマン」「バビルⅡ世」「機動戦士ガンダム」と、 私が幼少から小学生までに見ていたものばかり放送してくれる とても有り難い番組だった。 映画の2ではかなり端折られている金竜飛のエピソードが 脳裏に焼きついて仕方なかった。 「あしたのジョー」の劇場版も見たことがあったが…

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読書量。

毎年、読書の冊数が減っている。 本を読むのが苦になったと言うわけではなく、単に時間がないだけ。 今年も大した量は読めなかったが、本棚は本でいっぱい。 買って来たはいいものの、読んでない本で溢れている・・・ 買った瞬間に読み始めないと、買った時の欲求が薄れて 次に何を読むかな~、と本棚を漁った時に目に付いても 読みたい気力が萎えている。 読書にも「旬」があるな~、と思う今日この頃。 先日読み終えたのは、ヤングアダルト小説の「マイ・ハート・ビート」。 本をよく送ってくれる友人から貰ったもので、 彼女とは本当の意味では趣味が殆ど合わないのだが、 私が一生触手を伸ばさないであろう本をくれる。 何冊か送られてきた本たちの中に、 そう言うものを見つけると凄く得した気分になる。 よしながふみの「大奥」。 2巻目を読んで、発想の面白さとストーリィテリングに感激した。 期待を裏切らない、とはこう言う感覚を言うのだ~~~、と言う感じ。 発想の面白さでは引けを取らない「DEATH NOTE」は 映画は見たけれど、原作のコミックを読もうとは思わないし、 誰が最期にノートに名前を書かれるか、知らなくても欲求不満にならない。 もう一つ、コミックでは小川彌生の「きみはペット」。 この手のコミックは殆ど読もうと思ったことがない。 貰わなかったら、ドラマになろうが売れてようが読む気はなかった種類の漫画。 女性が主人公、ってだけで読む気の失せる私(笑) が、すみれちゃんが好…

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マッキーって・・・。

槇原敬之、37歳。 倒錯疑惑でまたまたワイドショーネタになっている。 ゲイ疑惑も晴れないままに、疑惑まみれで一体何者になりたいのか。 「銀河鉄道999」は趣味じゃないので読んでない、なんてのたまっているが、 あれが彼本人の談話だとしたら、ちょっと首をひねる。 年齢的に、私達世代の「ストライク・ゾーン」じゃないか。 読んでない・アニメも見たことがないとしたら、 よっぽどの変わり者だろう、あの時代では。 じゃ、何に興味を持って過ごしていたんだか。 麻薬使用騒動の時に、実は女装の男と(ニューハーフ?)付き合っている、 と言うスキャンダルまでわいて出た。 相手の男の写真をテレビで見たけれど、 マッキーって趣味悪いな・・・と言う事のショックの方が大きかった(笑) ゲイ云々よりも。 まあ、マニアと言ってしまえばそれまでだが、 決して自身が美しくないコンプレックスの裏返しみたいで。 ♪どんなときも~♪と歌われる詞の世界とは余りにもかけ離れていて、 ギャップあり過ぎだろう、と失望感さえ覚えたくらいだ。 何もゲイの人達がBoy’s Loveの登場人物みたいに 美形ばかりなんて思っちゃいないが、 表に出ている面と、本当の自分との間に開きがあり過ぎ。 表の部分の嘘臭さが極端すぎる。 カモフラージュするにしても程があるだろう。 「もしかしたら昔読んでいて、心の片隅に残っていたものが、  結果としてとてもよく似た表現となって出てしまったかもしれません」 盗作でな…

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男×男×女の「萌え」どころ。

「完全犯罪クラブ」と言う、サンドラ・ブロック主演の 猟奇サスペンスを見た。 実在する殺人犯、レオポルド&ローブ事件を題材にしたとの前評判で 前々から見たかった1作だったが、 DVDが¥980でとってもお安かった。 ¥980って・・・映画館に行くより安いやん。 家で寝転んで映画を見たい私には大変魅力的なお値段♪ 毎週シリアル・キラーを紹介した雑誌が出ていたことがあった。 毎週本屋に行き、ず~と買い続けていた。 その頃、いやそれ以前から、何故か「連続殺人犯」関連の本を読み漁っていた私。 原因は、思い出すのもイヤだが、 昔、文通相手からストーカー行為を受けたことがあるからだ。 こう言うことを書くのも不愉快だ。 電話嫌いになったのも、あの経験が私にあるからだ。 結果として未成年が起こした殺人事件が報道された時、 犯人はこの文通相手だ、そうに違いない、と思ったくらいに。 精神的に未熟で、働きもせず、「自分は実は賢いんだ」と 二十歳を越えたらただの人、と言う現実が理解できない人間だった。 二度とそう言う人間に引っ掛からない為に、 殺人事件の本を読むようになった。 そうこうしている内に、「羊たちの沈黙」なる映画がヒット、 殺人犯の雑誌が毎週発売される世の中が来た。 その雑誌の中で取り上げられていたのか、 他のノン・フィクション本で読んだのか定かでないが、 自分たちを「天才」とし、「完全犯罪」をたくらんだ二人の青年が 1924年に起こした猟奇殺人犯、レオポ…

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実況が耳障り・・・

サッカーをテレビで見ると付きものなのが実況と解説。 生でサッカー観戦をしたことがない私は 試合にはこれが当然ついてまわるものと思っているが、 流石に実況にイライラさせられる事がある。 最近、U-17などの試合も見るようになったが (若い選手の誰が2010年のW杯に出る選手になるのか、  と言う新しい楽しみを見つけたから。  大分トリニータの梅崎司くん、イイですね~♪) A代表から年齢が若くなっていくうちに、 実況者も解説者もランクがあることに気付いた次第で。 まあ、それはいいとして、どうしても「邪魔っ!!」としか思えない実況の試合は、 見ていてそちらに気がそがれるので腹立たしくなる。 一番耳障りなのが日本テレビ系アナウンサー。 「ちょっと○○、ちょっと○○」の連続で、 アナウンサーの癖にボキャブラリーが貧困で おまけに知ったかぶりの勝手な解釈も述べると言う体たらく。 「実況」は「実況」に徹していろ!!と言いたくなる。 カトリーヌあやこさんが指摘していた朝日系のアナウンサーも、 連呼と大仰な冠を付けたがる癖が・・・暑苦しいな~。 好感と言うか、安心していられるのはフジの一部のベテラン・アナと、 NHKですね。 NHKは国営放送だからなのか、余計なことは言わない。 「実況」に徹していて、自己判断のような事を口走らないし。 おまけに、試合開始前の会場の雰囲気などを、 ドキュメント番組のナレーションのような感じで聞けるのが、 やっぱりN…

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愛はシンプル。

「ブロークバック・マウンテン」を見た。 アカデミー賞の授賞式などで見て、劇場に観に行きたかったが、 都合が悪く、映画館に行く機会を逸してしまった。 各賞を総なめにしたほどの作品なので、 すぐにDVD化されて発売になるからいいか、と言う気持ちもあった。 そう言うわけで、最近は映画館に行く理由がない。 一人で映画館に行くのも平気なタチだが、 自分の部屋で好きな格好で煙草を吸いながら ゆ~っくり映画は見たいもんだ。 正直、アン・リー監督作品はあんまり好きじゃなかった。 「こう言うシーンを美しく撮りたい」と言う意識が顕著で、 イマイチ映画の世界に入り込めなかった。 映画は映像の美しさも勿論必要だが、 それ以上に、観る側の心の中を掻き回す役目の方が大きいと思っている。 美しいものを眺めるだけなら、べつに映画じゃなくても、 自然の美しさを肉眼で見ることに勝るものはないと思う。 「ブロークバック・マウンテン」が話題になった時、 勿論、カウボーイのゲイの映画、と言う評判が先行していたから知ったワケで、 後で監督がアン・リーと知って、「う~ん」という気持ちもあった。 映像美で誤魔化してんじゃないだろうな、な~んて。 ジャックは複雑な男。 イニスはシンプルな男。 と思っていたら、DVD特典映像を見ていると 全く逆の設定だと言われていた。 多分、映画を見ている間、イニス側に立って 自分が感情移入して見ていたからこう思ったんだろう。 イニスの方が私には解かり…

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曲者スガシカオ。

ここ数年、音楽を聴くとき、CDを買うまでの過程で、 決まったパターンがある。 最近はCDを買うことも家で音楽をじっくり聴く、と言うことも だいぶん減っては来ているが、音楽は好き。 うちにいる時に、音がない時間は読書の時間のみ。 それ以外の時は、絶対にテレビの音か、音楽がBGM。 音がない、と言うのが耐えられない~~~。 CDを買いに行くまでに、初めから好きなミュージシャンと言うのが少ない。 むしろ、初めは「大嫌い」と言うことが多い。 音楽番組で流れていたり、街で耳にしたりしている内に、 中毒になってCD屋に走る。 初聴で「好き~~~」と思うことが少ない。 どうしても好きになれない、抵抗感がある、 歌い方が気に食わない・・・なんて時期が暫く続いてから、 ある日突然、何のきっかけかは様々だが、 「CD買うぞ~~~!!」となる。 まず、平井堅。 「楽園」で大ブレークしている時、あのファルセットが大嫌いだった。 私は男性ヴォーカルが「裏声」で歌うのが許せない性質だった。 男性は「地声」に近い声で歌って欲しい、と言う身勝手な好みがあった。 それが・・・「大きな古時計」をカヴァーしてるのを聴いて、 嫌いじゃなくて「好き」なんだ・・・と自覚した。 「Ken’s Bar」の、ジョージ・マイケルの「FAITH」のカヴァーは絶品だ。 英語の発音も勉強になるくらい、とても綺麗だし。 しかし、この人も根強い「ゲイ疑惑」があるけど、 目撃されてるのか、なんなのか…

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JUNEっ子と腐女子。

誰がこの言葉を作ったのか知らないけど、 「腐女子」って・・・まあ、気持ち悪いだろうな、 サッカー選手やタレントを見て、 「BOY’S LOVE」の世界を妄想している女子なんて。 中には「怪しげ」な雰囲気を本当に醸し出してるカップリングもいるが、 その殆どは「そう思いたい」人間の、正に「妄想」だろう。 妄想するのは自由だよ、だけど、何もない所に煙を立てるのは ちょっと・・・いや、だいぶ違うと思う。 お酒一杯くらいなら・・・と飲酒運転を容認する、 自ら「越えてはならないライン」をずるずると低くする、 そう言う心理に通じている気がする。 私は高校生の頃に少ない小遣いから隔月に一度のお楽しみで JUNEと小説JUNEを買っていた過去を持つ・・・ 「耽美」とか「美少年」とか 「少年愛」とか「美形」とか、 そう言う言葉に埋もれて思春期を生きていた。 それがある時を境に、JUNE卒業を決意し、 買うのを止めた。 そのきっかけがなんだったか正確に覚えていないが、 そうしている内に元祖JUNEは廃刊となっていた。 なのに2・3年前からまた、コミックJUNEなるものを買い始めた。 今も隔月、忘れず本屋に買いに行っている。 このコミックJUNEは、元祖JUNEとは趣を異にする。 元祖は、あらゆるジャンルの「耽美的なもの」を凝縮していて、 漫画も小説もグラビアも映画紹介も、とにかくあらゆる アンダーグラウンド的な情報が載っていた。 中島梓の「小説道場」なるも…

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女装の男。

ゲイもの好きの私ですが、男子が女装した瞬間、 さーーーっと、冷めてしまうんだな~。 見たくて見たくてたまらなくて、発売日にDVDを買いに行った 「バッド・エデュケーション」。 ガエルくんの女装を見た瞬間、すーーーっと 血の気が引きました。 萎えてしまう・・・ ペドロ・アルモドバル監督が女装したい願望の持ち主なのか、 女装した男が好みなのか知らんけど、 男は男のままで美しいのに・・・なんで女装するんだ?! 勿体ない・・・せっかく男で美しいのに・・・ 女性の格好はやはり「華奢」であるのがBESTだと思う。 どんなに顔が綺麗でも、ごつい男の体型にスカートが似合うだろうか。 足の短い人間がジーパンを腰履きで履くのがみっともないように。 中には本当に美しく女装する人もいますが。 なんで「女になりたい」男の人は 髭面で女装するんだろうか。 性格には髭面ではなく、髭の剃り跡面、だが。 これは「美的感覚」の話。 「性同一性障害」の人が男の格好に生理的嫌悪感を覚えるのと、 ちょっと本質が違う気がする。 たま~に、女の子で「髭」を生やして平気な子がいる。 髭と言うより産毛が濃いのだが、なんで剃らない!! 美しくないでしょう。 気になって仕方ないじゃないか!! ファンデーションから浮き出る産毛・・・ 仕事の都合で化粧品の勉強をしたことがあるけど、 その時に色々教えてもらった先生も言っていた。 産毛を綺麗に剃った方が輪郭が綺麗になるし、ファンデのノリ…

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美的感覚。

ビデオが増えすぎたので、もう二度と見ないだろう、って映画のビデオは 上から録画して使い、これ以上ビデオの本数が増えないよう気をつけてる毎日。 大体、日本代表のサッカー関係のビデオだけで・・・100本を裕に越えている。 「標準」じゃなく「3倍」で。 休みの日に、そう言う「いらないビデオはないか~」と整理しているのだが、 出てきました、大島渚監督の「御法度」。 もう一度、見ようと思うんだろうか・・・ 私は何度も書いてるけど、 「ゲイもの、同性愛モノ」の映画が 大好物である。 だから、そう言う映画の話を聞くと、目にするまでの期待は膨らむばかり。 今膨らんでいるのが「ブロークバックマウンテン」と 「46億年の恋」。 「御法度」もそうでした。 監督があの「戦場のメリークリスマス」の大島渚だし。 が・・・監督の美意識が、理解できない~~~(涙) 美少年が隊士を翻弄して破滅に導くお話、よね? 美少年がどこにいたんでせうか。 松田龍平くんが悪い、とは言いません。 彼が「美少年」に見えなかったからと言って、 彼のせいではない。 全ては監督である大島渚の美的感覚の問題である・・・ この映画、男の世界の妖艶さが、まぁったくない。 皆無と言ってもイイ!! 浅野忠信事体が、そう言う「気」ってのがもともと感じられない俳優さん。 性癖がどう、と言う「但し書き」が生じる役が似合うタイプじゃないよね~。 沖田総司役の武田くんがやった方がまだ理解できる。 だい…

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俳優?役者?演技?芝居?の、違和感。

この間、テレビを見ていてある若い女優が「初めてのお芝居で・・・云々かんぬん」と 発言しているのを聞いてて、???マークが飛んだ。 「お芝居」って、何? 映画の中で演じる事、ドラマもそうだけど「芝居が・・・」と語る人が多いように思うが、 「芝居」って、「紙芝居」?「人形芝居」? なんか違和感を覚えるのは私だけだろうか。 劇団をやってる人が「芝居」って発言するのには違和感ないんだけど。 BSでアクターズスタジオ出の俳優・女優が自分を語ってる番組が流れてるけど、 なんで「過去」の作品について、語る事があるのか、凄い不思議。 「映画」を見てもらえば判ることじゃないのか? 自分の演技について語る、ってシチュエーションがよく解からない。 よく「どうやって涙を流しましたか?」なんて質問を 若手の俳優に問うジャーナリストがいるけど、 それにまた、「おじいちゃんが死んだ時の事を思い出して・・・」なんて答えてるけど、 そんな裏事情を言ってしまったら、映画を楽しめないじゃないか、観客が。 「な~んだ、役に成りきって自然に出た涙じゃないのか」って事になる。 私は映画雑誌を毎月買ってるけど、俳優のインタビューはほぼスルー。 読まない。 大体、「今回の映画の役」について、 自分に似た部分があるとかないとか語ってるけど、 そんな事、あんまり知りたくはない。 映画を見る側は、○○が演じている、とは思いたくない。 映画の中の人物が、 「本当にこう言う人がいるんだ」 と…

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ゲイ疑惑。

ある日バイトの女の子に言われた事で、 今でも強烈に印象に残っている言葉がある。 10代の頃から「生涯独身」を決意していた私は、 お年頃になっても、「男の子と遊ぶより自分の趣味が優先」と言う人間だった。 だから周りにいる異性にも全く関心がない。 名前も覚えない。 そう言う私の姿を見て、その女の子が 「○○さんがそういうこと言うと、レズだと思われますよ」 その子は「見た目もそんなに悪くないのに・・・」と言う意味で言ってくれたみたいだが、 私の様にきつい性格の女子に男は寄ってきません、 モデル並に綺麗じゃないと。 しかし、女の私がアルバイトに言われるくらいだ、 30過ぎても独身の男子はもっと疑われることだろう。 男は辛いね。 でも、世の中には 「ゲイなんじゃないの?この人」 と言う人はいる、確実に。 私は趣味が高じてか、 「ゲイなんじゃないの?この人」 と言う勘が当たる事がある。 その自信(?)になったのが、一時期、三宮と大阪でLIVEがある時は欠かさず行ってた 元祖?ビジュアル系ROCKバンドの DER ZIBETでヴォーカルをやってたISSAY。 文通で知り合ったLIVE友達にメンバーと親しい子がいた。 私はラッキーにも音楽雑誌か何かでその子とペンパルになって、 LIVEで会うようにもなった。 ISSAYさんの事もよく知っていて、話を聞いたりしていた。 LIVE後は、若くて元気だった事もあり(笑)、 大抵その街でオールナイトでお…

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何度も見れる映画=好きな映画?

沢山映画は観ていても、「好きな映画はなんですか?」 と問われると、 好きな作家と同様に、色々と答えを逡巡する時間が生じる。 一番に来る映画が、その時の状況ですこ~し順序が前後するからだ。 全ては自分のメンタル面の状態にかかっている。 それと同時に、見たばかりなのにまた、ビデオを巻き戻して見たくなる・・・ 1週間ぐらい、テレビを見ているとき以外、 ずっと繰り返し見てしまう映画がある・・・ 好きには違いない、でも、一番じゃない。 好きな映画を書かないといけないアンケートがあれば、 この3作品を絶対に書く。 「ファーゴ」 「愛する者よ、列車に乗れ」 「ライトスタッフ」 ジャンルも年代もマチマチだけど、この3作品は「大事に見る」映画。 好きだからと言って、毎日見たいか、と言えばそうではなく、 「さあ、久し振りに見るか」と、時間に余裕がある時にじっくり見たい映画。 「ファーゴ」 アメリカで実際起きた殺人事件を元に作られた映画。 常にお金に困っている夫が、義父からお金をむしりとる策略として、 妻の誘拐を企てる。 職場にいる刑務所を出た男の紹介で、 誘拐犯役を作り上げ、身代金は山分け。 誘拐って、成功率がメチャ低い犯罪なのに、 妻を誘拐って・・・一番疑われやすい状況にいるのに、何て間抜けな夫なんだ・・・ 夫が抜けていたのはそういう所だけではない。 犯人役を依頼した男達が、更に間抜け。 間抜けなだけなら良かったのに・・この事件が悲劇を迎える要素は、…

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