残酷な世界、過酷な運命に咲く優しさの化身の物語『鬼滅の刃』:第1話「残酷」

毎日毎日『鬼滅の刃』ばかり読んでいてもいいのだが (『東京喰種』の時と同じく)世の中には他にも面白い漫画が 毎日の様に生まれていて、それも読みたい訳で。 そちらを読みつつ、やっぱ『鬼滅の刃』読もうとなった時、 ふと気付く事が多い。 『東京喰種』とは違い、伏線の張り方を発見する、 隠し文字を発見する、意味深な科白を深読みする、と言う類の 「気付き」とか種類が全く異なっており、まず思うのは、 『鬼滅の刃』は少年ジャンプに連載されていたが、 老若男女、年齢・性別を問わず指示されたのには 「少年漫画の王道」ではないからではないか、と思うからだ。 漫画好きならジャンル取っ払って漫画を読みたがるもんだが、 『鬼滅の刃』が少年漫画の王道だと言い切られると、 それはどうも違う様な気がする、と言う疑問を覚える時がある。 第1話の「残酷」。 町に炭を売りに行った炭治郎、帰りが遅くなり、家族を亡くしたばかりで 寂しんだろうな、と強引に自分の家へ泊って明日の朝帰れと言う 三郎じいさんの家に泊まる。 翌朝、朝早く家に帰りついた炭治郎が目にしたのは、血の海の中に 倒れ伏す自分の愛する家族の姿だ。 もし、炭治郎が少年漫画の王道主人公とするなら、 ここで、次のページとの間に、家族を殺された炭治郎が 絶望に咆哮し、誰が殺したと奥歯を噛みしめ、憎悪の表情を 浮かべるコマが入っても良さそうな気がするじゃないか。 炭治郎は、起きた出来事を受け止めきれず、茫然…

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残酷な世界、過酷な運命に咲く優しさの化身の物語『鬼滅の刃』:誰かから見た誰かの表情の妙技

禰豆子が、196話で人間の記憶を取り戻しながら父の面影に誘導され 無惨と鬼殺隊士たち、兄である炭治郎の元へ走る回。 鬼ではなく、人間に戻って行っているので、焦る気持ちとは裏腹に 駆ける足はどんどん遅くなっていく。 その子の描写も唸りまくりたくなるが、鬼になってから、 ほぼ自我を失い幼子の状態で触れ合って来た人たちの 記憶が次々に甦っていく中、ずっとそばに居てくれた「兄」の 炭治郎の顔、禰豆子が見ていた炭治郎の顔はこう言う風に見えていたんだ、 と言う一コマがある。 炭治郎の優しさが凝縮された作者の画力に圧倒される。 禰豆子から見た炭治郎の顔。 吾峠さんの絵は、記号化されている部分はあるのだが、 一本の線でも「表情の豊かさ」が伝わって来て、 漫画としての「画力」は、単に「絵が上手い」範疇に収まらない事を 再確認させられる漫画家さんだ。 誰かから見た誰かの表情は、作中に何個か登場する。 まだあると思うが、印象度の高さで言うともう一つは 18巻収録160話の、童摩との闘いの最中での伊之助から見た母の顔。 伊之助は、猪に育てられたんだ、自分は要らなかったんだ、と 思っているが(善逸は本物の捨て子ならおくるみに名前など書かない、 なんか事情があったんだ、と鋭い指摘をしている) 「ゆびきりげんまん」の歌の記憶があり、それはしのぶから来たものと 思っていたのだが、母を食った童魔と対峙する事に因り、 伊之助には生まれた後、赤ん坊だった頃の…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年11月20日 :re 149話の月山

amazarashiの『アノミー』『命にふさわしい』を聴きながら熟読。 月山があそこで叫べたのは本当に凄い事なんだよな。 月山は自覚ないかもしれんが、集団の中にいて、 自分の意見をあんなにしっかり言えるのって、勇気がいる。 月山には当たり前の事で、勇気なんてなくても やれてしまうんだろうけど。 財閥御曹司がゆえに命令を下す事にも慣れているし、 どこであっても自分の意思で発言するのにも慣れているし。 だけど、現実には、148話の最後で叫べた月山は素晴らしい。 マモの声で脳内再生する!! こいつ気に食わんわー、とか、許容範囲外で合わない、とか、 個人的に好きじゃないを覆す作家、それが石田スイさん。 このキャラにその科白言わせて 「いい人っぽく見せようとしている」 と言う矛盾や媚びが全く感じられない。 どう言う頭の構造してたら、ああいう風に表現できるのか… 唸るしかない。 月山が「彼に 幸せになって欲しいのは…」と言わしめる前の カネキくんの心の中を歌っている様に聴こえる『アノミー』。 これほどまでに「人」を想う彼の叫びに聞こえる。 喰種の中で、月山は恵まれている。 人間社会に貢献する企業の御曹司。 こそこそ隠れなくても、人間社会と共存していた。 恵まれている事を当たり前とし、恵まれない者を蔑む事もなく、 それでも恵まれている自覚はあるし、隠す事もない。 恵まれた境遇と、父親の観母に愛されて育ったことで、 彼は「変わり者」で「ナルシスト」で…

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アニメ化に伴い再読『BANANAFISH』

まだ完読はしてないが(既に連載時から読んでいるので 結末も知っている)アニメ化と聞いて何年振り?かに再読。 なんで今、と言う気もするが『BANANA FISH』アニメ化は嬉しいぞ!! CV誰になるか、だ!!!どんなに漫画を処分繰り返しても 売らない名作。 今のアニメの技術での製作だから、リバー・フェニックス主演での 実写化が叶わなかった世代には逆に手放しで喜ばしい。 アッシュのCV、想像つかんな…言い方悪いが、 若手人気声優云々は止めて欲しい。 誰とは言わんが、あの子とか。 超個人的にはアッシュはたっつんクラスの演技派持って来て欲しい。 若いだけの声だけじゃねぇんだぜ、と言うタイプ。 たっつん来ないかなー、BLCD聴かないからたっつん声に飢えてる。 英二は若い子でもいいけど、頼むから演技の上手い子にして! それなりのアニメ声出せるじゃなくてな、聴いてる方が思わず 共感してしまう様な演技の子、って言う意味で。 キャラの感情に寄せてそれなりの科白が吐けるではなく、 等身大の青年を自然にやれる子、と言う声優さんで頼む。 アッシュ・リンクス17歳、ギャングのボスの愛人兼銃の使い手、 メンタルめっちゃ強いが芯は繊細で優しい性根持ち、 そんなキャラ、そんじょそこらの若手にヤレるか? 17歳にこだわらないで彼の生い立ちの「濃さ」重視でキャスティングして 欲しいなぁ。 個人的にたっつんで頼むよ。 ティザー見てると、ビバップ辺りの菅野よう子さんに サント…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年10月31日 :re 146話の旧多と宇井

旧多の目的はただ一つ、カネキくんに「食わせる事」だった、と言う… 単純な癖に複雑。 そこに「食う者」の意思が必要だったのか否かは不明だが、 ずっと食わせる為だけにお膳立てをしていたのかと思うと、 旧多って辛抱強いなぁ、って心底から思った。 なんせ「王」は不殺・食わない・省エネモードだもん… それが「老化」として表れてしまっていたので、 旧多はそれを見抜き、自分の目的達成と言う大前提もあるが 否が応でも「食わせないと」と画策してたわけだ。 物凄い単純なんだが、連載中、旧多の真の目的が解った読者は 殆どいなかったんじゃ… 単純な事を複雑に見せる画策は狙ってやれると思うが、 複雑なものを結果単純化させて見せるの方が難しいと思うんだよ… 7巻で、エトがカネキくんに と言った後に、カネキくんが「意味が解らない」としたのは、 エトは既に旧多の思惑を見抜いており、文字通り、 隻眼の王は旧多の画策の材料にされてしまうので 「殺してくれ」と言ったのか…気になるページを探してて、 ここ読んで、やっと合点が行った。 まさか、旧多の本音を聞く相手が宇井になるとは… 誰もが予想外だったのでは、と思うのだが、一つだけ 思い当たる節がある。 宇井の闇落ちに手を貸していた様に見えていた旧多だが、 実は旧多なりに宇井に他の人間には抱いていなかったが それが好意と呼べるほど明確なものでもないかもしれないが、 宇井の願いをかなえる事にもなる、と思っていたのは真実なんだろう。…

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『東京喰種:re』2018年アニメ化に伴って黒什造フィギュアも出して欲しい…

明日はハロウィン、と言う事で、什造に工作程度の マントとハットを着せてみた。 ハットの工作工程 ①黒い紙を用意する ②頭周りを大体計って円形2枚切る ③一枚を円の中心点まで一か所切り、三角錐状態にする ④もう一枚の真ん中を頭回りサイズに円く切り抜く ⑤切り抜いた円のに数か所切り目を入れて折る ⑥円錐形の端も同じ様に切り目を入れて折る ⑦🎩状に木工ボンドで貼りつける ⑧適当に黒レースを切って🎩全体に木工ボンドで貼りつける ⑨リボンを貼りつける マントの工作工程 ①フィギュアに合わせて切りっ放しで使えるレースの端部分を切る ②襟にする部分を5ミリぐらい折って黒糸で縫い、首に合わせて縮める ③首元でリボン結びする (用意したもの)ハサミ、木工ボンド、紙、レース、リボン、針、黒糸 雑!!!(笑) レースの分厚さ計算外で、結局帽子は頭に被せると言うより 乗っけてるだけになってしまった(笑) 超像可動 「TVアニメ 東京喰種-トーキョーグール-」 鈴屋什造 約16cm PVC・ABS製 塗装済み可動フィギュアメディコス 2016-09-30 Amazonアソシエイト by

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年10月21日 :re 145話「タイトル」にスイ先

ここに、スイ先生いない? オマケ漫画に出て来る後姿にそっくり(笑) 145話通して、amazarashiの『アノミー』が相応しい。 アノミーの意味も 「社会の規範が弛緩・崩壊することなどによる、 無規範状態や無規則状態を示す言葉。」 と言う事だ… 愛って単純な物なんです なんて歌ってる馬鹿はどいつだ アノミー アノミー そんなら そのあばずれな愛で 68億の罪も抱いてよ ... 愛って複雑な物なんです なんて歌ってる馬鹿は私だ アノミー アノミー そんなら この神経過敏な愛で 救えた命はあったか? アノミー アノミー サビの「愛って」から始まる一文全てが145話を物語っている様に 聴こえてしょうがない。 『物を盗んではいけません あなたが盗まれないために  人を殺してはいけません あなたが殺されないために』 この部分も唸る一曲。 ヤングジャンプ 2017年 11/2 号 [雑誌]集英社 2017-10-19 Amazonアソシエイト by 東京喰種トーキョーグール:re 13 (ヤングジャンプコミックス)集英社 2017-10-19 石田 スイ Amazonアソシエイト by メッセージボトル(初回生産限定盤)(DVD付)SMAR 2017-03-29 amazarashi Amazonアソシエイト by

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年10月14日 :re 145話「タイトル」

昨日発売の:re 13巻を読んだ後、ヤンジャン本誌を熟読。 (本誌を読んでない場合はネタバレ有りになる) 145話のタイトルは「タイトル」。 『東京喰種トーキョーグール :re』の文字の所々が欠けており (作者の名前の一部も欠けている) タイトルに注目せよ、と言う意味でこの話のタイトルが「タイトル」 なのではないだろうか、と言う気がする。 『:re』と言う物語が欠損して行く様を表しているのかも。 145話だけを読むと、暴走したカネキ赫子で東京壊滅、 と言う絵面しか思い浮かばない部分を加速させるものでもあるが、 だからと言ってディストピアな世界だけでこの作品が終わるとは思えない。 145話に限定された表現ではあるが、意味がない訳ではない。 考えずにはいられなくなる145話だが、昨日から一日経って熟読すると 雨が降っている描写のコマは「現在」で、それ以外の部分は「未来」を 描いているのかもしれない、と言う気がして来た。 最初の1ページ目の人物のコマ。 ①枕一つしかないベッドで寝ている大人の男と、6~8歳くらいの男の子  →何も考えずに見ると「父子」に見えるが、   「未来」のコマとすると、成人男性の方がアヤトで、子供の方は   トーカとカネキの子供なんじゃないだろうか。 ②スケアクロウ  →この場(東京の街中)にスケアクロウがいる、138話で瓜江に助けを   求めたスケアクロウの中身はすり替わっていると考えると、   カネキが来る方へ、中身ヒデ…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年10月12日 :re 143話~144話

19日に:re 13巻(什造表紙決定)も発売される為、 ネタばれになる事は控えつつ書く。 143話で初出ではないだろうか、この表記。 東 トー 京 キョー 喰 グール 種:re 2018年アニメ化も決定したため、この表記には意味があると 深読みしている。 今週の144話には「a」の文字が加わっていた為、 本編3部目の布石ではないかと思われる。 『東京喰種 a』とかになりそうな… なんだかんだ、ずーっと東京喰種を読んでいる。 ブログを更新するのは5月ぶりだが、Twitterの方で 東京喰種関係の呟きは「モーメント」にしてまとめているので、 また暇を見て、遡ってツイートまとめを行うとして… なんでこんなに読み続けるのか。 ここのところはずっと週刊誌も購入してしまっている。 :reも大詰め、と言う事もあるが、多分それだけじゃない。 ※ここからはネタバレ有り。 私がこの世から居なくなっても、死んでも、誰かの生死を左右したり、 影響を及ぼす事は殆どないだろう。 誰かの感情を少しは揺らす事が出来るかもしれないが、私の死が 誰かの人生を狂わす事はないだろう。 『東京喰種』の中には、惜しまれる命が描かれている。 特定の「誰か」の命が終わる。 死とは、その人の命が終わると言う事で、作中でキャラが消える、 のではない。 真戸の命の終わり。 カナエの命の終わり。 ナキの、命の終わり。 私の命に終わりが来ても、悲しんでくれる人はい…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年5月18日「無印13巻及び14巻」什造のフォント②

もう一つのフォントはも、言葉には出さない言葉で使われている。 14巻 #134[倒惨]より 「…篠原サンのせいじゃないのに」 ここで初めて、普通の「明朝体」が使われている。 他の登場人物と同じ書体である。 その直後の 「…どうして泣くの?」 はタカハンドで、什造の主人格はタカハンドで喋る人格、 とここで作者が結論を出したんじゃないだろうか。 什造は虐待に因り、人格を分離させる事でその境遇に 何とか対処しようとし、その後も、分離した人格たちを抱えたまま、 いきなり外界へ引っ張り出されてしまった。 13巻 #122[黄鈴]は、什造が動物園でキリンのスケッチを している場面で始まる。 人間社会の仕組みをあまり解ってなさそうな什造が(笑) 一人で入場料を払って、一人で動物園に来ている。 そこへ、退院明けの篠原が来る… 什造は、一度、篠原さんの家族と共に、動物園を訪れた事があり、 仕組が解っているので(入場料を払って動物を見る)一人で来ることが 出来たんじゃないだろうか。 色んな動物が見れて、スケッチも出来る、暇さえあれば 動物園に行くようになったんじゃないだろうか。 篠原は、自分が連れて行った事で什造が「動物園通い」している事は 知らなかったんだろう。 他の局員に聞いて「什造なら多分動物園っすよ」とか聞いて、 真っ直ぐ動物園へ来れたのだ。 篠原は、自分が什造にどれほどの物を与えているのか、 全く自覚してなかったに違いない。 「動物…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年5月17日「無印13巻及び14巻」什造のフォント①

什造の多重人格性を表すフォントについて。 いつも使っている「タカハンド」ともう一つの書体(呼び方解らん)の 他に今回無印読み直してやっと(笑)気付いたが、他に2種類の フォントが使われている。 どちらもモノローグに当たるのかな、と言う部分で使われている。 ※以前に書いたフォントについての考察 http://zazie.at.webry.info/201508/article_2.html http://zazie.at.webry.info/201702/article_2.html http://zazie.at.webry.info/201608/article_1.html http://zazie.at.webry.info/201702/article_13.html まず、13巻 #122[黄鈴] かつてコクリアの審問官でヤモリを拷問した戸影が惨殺した 猫の遺体を見つける什造。 「玲?なにしてるの」 この文字は普通のゴシック体である。 ビッグマダムの所にいた時点で、タカハンドは「玲」で、 歪んだ明朝体もどきは「什造」が喋っている事になる。 この2種類のフォントで「虐待に因る人格分裂」を表していると 思われるが、什造のフォントはそれだけではないのだ。 「玲?なにしてるの」 は、誰が誰に言ったのか。 「什造」が言ったのであれば、この書体になる筈がない。 そして「なにしてるの」と言うのは、なんで猫の命を憐れむの?と 言っている…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年4月20日「無印2巻 #10骨董」

あんていくでバイトを始めたカネキくんに会いに来るヒデ。 「カプチーノ!!」 「カプチーノね」 クンと、カネキくんの袖を引くヒデ。 「?」 →この時、ヒデはカネキくんの制服に盗聴器を仕掛けたと思われる。 「バレないようにしなよ …あの“ツンツン頭”に」 トーカの淹れたカプチーノを愛らし気に見つめるヒデ。 「…もし何かのきっかけで アイツが私たちに気がついたら…」 カップを見つめながら頷く動作線がヒデに入っている。 一気にカプチーノを飲み干すヒデ、口の端から珈琲が垂れている。 →トーカとカネキくんの話に気を取られているせいで、  動作が大雑把になっていると考えられる。 「まあ… ウチの常連にそんな野蛮な奴はいないだろうけど…」 →ヒデは物思いに耽るような顔、会話には一切参加していないにも  関わらず「……」と言う吹き出しが描かれている。 この後、ハラヘリおっさん喰種を巻いている。 一般の大学生にそんな芸当が出来るだろうか。 カネキくんと店長の話を利いていた描写は既に無印1巻 9話で描かれているので、ヒデはカネキくんがどうなったのか 知っていて、店から出た時について来たおっさんが喰種であるのも 知っていたと言う事だ。 普通の大学生にこんな聡い事が出来るだろうか。 ヒデの好奇心は「探り」の才能として備わっていると思われる。 亜門よ…スケアクロウの事を話さずに「黒山羊」離脱は…ズルい(笑) 東京喰種トーキョーグール コミック 全14巻…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年4月18日「:re 120話」トーカの言葉

「…私は 無力だとも思った」 「…私たちじゃ 父さんの心を救えなかった」 「母さんを失ったことを一番受け入れられなかったのは、  私たちよりも父さんだったんだって…」 「私は父親の行為を誇りになんて思わない…」 「私は自分の親でも間違っていれば否定するよ」 「一緒にいたかったから」 いつまで待っても帰って来ない父親を待つ子供のトーカが ここまで気付いたのではなく、芳村店長やその他の喰種との 交流を経て、カネキくんに出会い、カネキくんを待つ月日の間に こう考えられるようになったんじゃないだろうか。 この言葉は、全ての人間関係に当てはまる深さがある。 親と子、友と自分、女と男、上司と部下、それこそすべてに。 どんなに相手を思いやったとしても、ここは許せないと言う部分に なんかしらの折り合いを着けて、関係性を保っている。 保てないと解っても、どうにかならないかと模索する、もがく。 どんなに友達でいたいと思っても、「苦」から逃げるだけの人の 弱さに私が賛同できない様に。 どんなに尊敬し、恩を感じていても、私以外の人間を軽んじる 上司に、一線を引かなければならなかった様に。 普通に育てたと思っている親に、私が一番苦しかった時や 死にたいと思っているのに気付いて貰えなかった傷が 未だに残っているのに親子であると言う事に。 「父さんの心を救えなかった」トーカの無力感はどれほどの ものだっただろう。 (無印8巻#071「二人」より) 気付いた…

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東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年4月10日『什造が闘う意味』

ツイッターのDMで『東京喰種』好きさんとやり取りしてて 什造は旧多の思惑に気付いているし、CCGの組織自体には 恩義を感じてないと思われるのに、今も特等として 組織に属しているのは何故か。 無論、篠原さんの代わりに、と言う気持ちは依然として在り、 彼は心の奥底で篠原さんの意識が戻る日を「夢見て」 いるのではないか、と思う。 現実的にはあり得なくても「願う」のは自由。 什造は、多分、篠原さんの代わりと言いつつ、 捜査官とはではなく、既に鈴屋班と言う、自分を「嫌な目で」見ない 仲間が出来て、彼らを絶対に死なせない為にやってる気がする。 篠原の病室で「ハイセは嫌な目で見ない」と、ここでもまだ 「嫌な目」についていわっちょに言っているので、彼にとって この世で何より許せない事は 「他者を蔑む人間の醜い感情」 なのではないかと思う。 (ツイッター返信引用) そう言う感情は、喰種、人間問わずに持ち合わせているもの、 と彼は気付いている。 とかなんとか什造の事を考えていたら、本棚の隅っこに クロッキー帳があったのが目に付いたので、昔からの自分の絵柄で 什造描くとどうなるかな、と思ったら、思わず鉛筆書きしてた。 私は、顔の角度がこれと横顔しか描けないので、 絵を描くのを止めたのも思い出した(笑) (:re 2巻参照して描きました) 東京喰種―トーキョーグール―:re 2 (ヤングジャンプコミックス)集英社 2015-03-19 石田 スイ Am…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年4月3日「:re 118話」それぞれの表情

偽・佐々木琲世が壇上に引きずり出された時の表情比べ。 (偽はウタの分離赫子か、整形した人間・半人間かと思われるが  なんにせよ、そこはあんまり深く考える必要はない) ①偽カネキが晒された瞬間     ●驚きの表情    瓜江、才子、髯丸、宇井、伊東 →なんでここに「佐々木が?」と言う単純な驚き ●無表情   安浦 ●敢えて表情を動かしてない   什造、シャオ、武臣 →恐らく、什造はこの後「処刑」と言う形が来ると予想している ●表情を描かない   六月 ②公開処刑で断頭された瞬間 ●目を背ける    瓜江、才子、シャオ、武臣、伊東 →正に「見たくない」と言う反射の行動 ●呆然    宇井 →色んな意味で「あってはならない事」と言う反応 ●不快感    半兵衛、御影、水郎、髯丸 ●凝視    什造 ●にやける    安浦 ●白けている    六月 新しいCCG上層部の絵面を見せた後なのに、望元の表情を 一切入れていないのは、ハイセと関わりがあった者に焦点を 当てているからだろう。 私は什造が好きなので、無論の事、什造の表情をそれはもう 穴が空くほど見たのだが、この顔と同じ表情がどこかにあった気がして 無印を読み直してみた。 14巻で、飛来したエトが捜査官をなぎ倒し、篠原にターゲットを 絞ろうとする様を感じた時に浮かべた表情と酷似しているのだ。 118話の表情がこれである。…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年3月30日「:re 10巻」糸切れ人形

ウタ「オークションぶり 糸切れ人形くん」   「遊ぼうよ」 什造「いいですよ お顔を 描いて差し上げましょう」 いつもの「何度よんでもなんかここが突拍子に見えて引っ掛かる」 と言う部類のやつで、今日も何度もこのページを読み返した。 なんで「糸切れ人形くん」とウタは什造を呼ぶんだろうか。 そして、什造が平然とそれを受けている印象が強いのは何故だ… ウタが「ノーフェイス」と呼ばれる所以は、顔を自在に変えられる事と、 いつも別のマスクを着用していたであろうから、CCGが一個体として 認識し辛かったところからこの呼び名が定着したと思われる。 加え、ウタは極力「赫子」を使わない登場人物としてずっと描かれて いたので、赫子痕で照合するのも難しかっただろう。 そのウタが、何故、什造を「糸切れ人形」と呼ぶのか。 糸が切れる人形→マリオネット→操り人形→糸切れ人形 と言う連想が成り立つ。 ビッグマダムの所にいた時に、お仕置きと称して、什造が ボディサスペンションを受けていたことを知っているからじゃないのか? なんど見ても痛々しい…什造が子供で、体重が軽かった、 と考えないと、目を塞ぎたくなる。 この絵面を客観的に見ると、糸で釣られた人形に見える。 つまり、ウタは什造がマダムから受けていた仕打ちを 間近で見ていた、もしくは知っていたのではないか。 人間競り市のオークショニアをビジネスとして請け負っているのも ピエロの連中である。 そこに足しげく通って…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年3月18日「:re 10巻」ツイートまとめ

0番隊キッズに起こされて「re」店内を見回すカネキくんの視線の先、 誰かいるんだよなー。 トーカも四方さんも白シャツにエプロンが制服みたいだから、 これは誰なんだ…キッズの理界が入り込んだの? カウンターっぽいとこに。reの店内の、上から見た図面が欲しい。 旧多がこのキツネの手やってる時は嘘ついてる時だもんなぁ (まことちゃんリスペクトも含まれると思うが)… カネキくんである必要はなかった、自意識過剰と嘲笑っているが、 むしろなんでカネキくんとリゼが二人の時をわざわざ狙ったんだ、って話。 目撃者作ってる時点で作戦として杜撰過ぎておかしい。 ①リゼが目的であれば、本当にあの瞬間である必然性がない。  捕食に意識が集中してる隙を突いた、以外にはあり得ない。 ②今までリゼは好みの若い男の子を大食いしてた訳で、  結果としてカネキくんをターゲットにした時に限って鉄骨を落としており、  リゼがカネキくんをかなり気に入っていたと思われる。 ③故に、今までとは別格に旧多が嫉妬したからに他ならず、  それがバレ無いように高笑いで誤魔化している。 ④そもそも、リゼを懲らしめたいのであれば「捕縛」すればいいだけで、  リゼに鉄骨を落とすよりもリゼお気に入りのカネキを捕食目前で  鉄骨の下敷きにした方がリゼに対するダメージとしては効果・大。 ⑤リゼが執着する人間だったからこそ、カネキくんを殺さずに  実験体として用い、カネキくん自身を苦しめたかったと思われる…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年3月15日「:re 90話」滝澤の真意

亜門は、滝澤が「成功体」になり得るが為に、簡単なカネキくんの 作り方と称して、滝澤にとってはそれを受ける責も意味もない 拷問を受け続けていたことを知ってるんだろうか。 115話で、二人が実験施設の独房の壁越しに会話を交わす時も、 滝澤は亜門が食を摂らず食べていない事を知っているが、 そんな滝澤に 「あきらめるな」 等、無責任で根拠のない根性論を、さも正義かのように 捜査官たるべき人間としては、と言う論拠を迷う事なく 口にしている… 滝澤が受けた「ただ傷の修復だけが目的の拷問」を受けているのに 比べ、強制的に人肉を食わされたとしても、それは人間として 辛い経験には違いないが、自ら望んでそうしたわけではないと言う 逃げ口を持っているからこそ、吐ける言葉じゃないだろうか。 亜門が被害者面しているとは思わないのだが、滝澤に対して 配慮が足りてないなぁ、と思うのだ。 自分の意思で喰種の様に人を食わなければいい、と言う、 結局は自分ルールの信念を貫こうとする意志だけで、 スケアクロウが表れなければ「失敗作」として確実に処刑され、 諦めるも何も、反逆さえできずに殺されて終わりだったと言うのに… 亜門は、救い出されてから、滝澤の身に施されていた数々の 所業を知り、眼帯に想いを馳せる事で、滝澤を救いたい、と 心の底から思ったんじゃないだろうか。 だからこそ、それでも許されない過去として、食らった人の命、 殺した捜査官の事を挙げ、滝澤がもし自暴自棄でそうして…

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小説『彼の命』③(東京喰種に寄せて…)完

うちの運送会社には、特殊清掃部門と言うものがあった。 自殺者や、事故死など、家の中で起きた死亡者の部屋を 清掃・片付けを専門にしていて、清掃と後処理が主な仕事だった。 長い間発見されなかった遺体の痕跡、ヒトの遺体の残した 壮絶な足跡を特殊な溶剤を使用して、そこで死んだ人間など いなかった様な状態に戻し、遺体の主が残した物たちを 処分するまでが一案件の流れになっている。 島さんは以前からその特殊清掃部門に異動を請われていた。 引っ越し部門で、島さんは一目置かれ、その有能さで 特殊分野を担って欲しいと言われていたのだった。 痩せぎすで、たまに事務の女子たちが「死神っぽい」と 軽口をたたくような雰囲気も、そう言う配置異動に拍車を かけたのかもしれないが、単に特殊清掃部門の主任クラスが 両親の介護の為に家族ごと田舎に帰る事になり、 急きょ人員補充が必要になったためだった。 「俺は、特殊清掃は、できません」 とだけ言い、島さんはその場で退職を申し出た。 「島さん」 俺の声に島さんは振り向かなかった。 辞める必要はない、そこまで言うのなら、今まで通り引っ越しの方で 続けて欲しいと会社も言う筈なのに、こんなに唐突に。 ロッカーの中の少しの私物を攫う様に手にして、島さんは 出て行った。 事務所内が唖然としているのも気にせず、まるで辞表を 叩き付けた反骨心むき出しの人間のように。 「島さん!!」 俺は一年見続けた背中を追った。 特に二人で何かを成したとか、そ…

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小説『彼の命』②(東京喰種に寄せて…)

2階建てで12棟の賃貸アパートに戻って来た時、母親が出て行った あの日のように部屋の中が冷えていて、妹は帰宅していなかった。 慌てて携帯を開くと、見慣れない市内局番の着信履歴が残っていた。 嫌な予感がして、妹の携帯に電話をかけた。 今、駅前の交番にいる、迎えに来て欲しいと言う声と入れ替わりに 年配の男の声で「お兄さんですか、妹さんがここにいます」と言われた。 交番に着くと、妹はずっと顔を俯けたまま、俺の履いた汚れたズックを 見つめた。 未成年と言う事で交番に保護した、あまり柄の良くない場所を うろついていた為、保護されながらも怯えている妹の気持ちが 痛いほど伝わって来た。 3人の男たちに絡まれている所を通行人が見かねて交番まで 知らせに走り、保護に至ったと言う事だった。 なぜそんなところに居たのか、警官側にも聞きたい事はあるだろうが 現状は通行人からの通報で警官が保護した高校生と言うだけだった。 身分を証明するのに免許証を提示して、注意を促され、交番を後にした。 妹は俺が来てからずっと俯いたままだったが、俺と同じ様に 警察官に「ご迷惑をおかけしました、有難うございました」と繰り返した。 「友達と来たのか?」 アパートまで2駅だったが、どちらともなく歩き出した。 「一人で来たのか?」 「今日は、一人」 「何か用事があったのか?」 「用事は、ない。なんか、歩いたらそこにいた感じ…」 「あの辺は行くな、危ないだろ」 繁華街の暗がり、堅気の大人でも…

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小説『彼の命』①(東京喰種に寄せて…)

『東京喰種』読んでいる時に聞いたせいもあるだろう、 米津玄師の『Orion』と言う曲に触発されて、こう言うのも 二次創作と言うんだろうか。 グールの世界観の中には、描かれないだけで、物語の登場人物 以外のヒトと喰種の物語も日常として在ると思っていて、 例えばこう言う感じであったりもするんじゃないか、と言う 自分の想像力とか相まって、一気に書いてしまった。 米津玄師の『Orion』は、アニメ『3月のライオン』の2クール目の ED曲で、初めて聴いた瞬間からイイ曲だなぁ、好きだなぁ、 と思ってしまった曲でもある。 通勤電車の中で繰り返し聴きながら、もし、喰種と出会って、 ヒトである自分の前から彼が消えてしまったら、この曲を 聴いて泣きたくなるんじゃないだろうか、と思って書いた。 題名『彼の命』        作:月本 繭 若者が週末を楽しむ繁華街の通りで、その歌が聴こえて来た。 「神さま どうか どうか」 サビのフレーズが頭の中に飛び込んできて、何の事はないのに 目の裏に熱を感じだと思ったら、俺は泣きそうになっている自分に気付いた。 神さま どうか どうか、 彼が生き延びられますように。 俺は心の底から、神さま どうか どうか と、その歌のフレーズをなぞり、 繰り返し、心の中がいっぱいになるのを、涙がなんで流れるのかに 戸惑いながら、それでも、神さま どうか どうか と言う言葉を 繰り返していた。 俺の家、俺と、両親と…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年3月3日「:re 114話」六月の恋心

六月は六月なりに、父親から受けた虐待に因り、 逆に自分の中にどうしようもなく女としての欲望がある事に 気付かされた被害者と言う見方も無論ある。 それを嫌悪し、隠そうとすればするほど、体と心が 離反して行くのは容易に想像がつく。 発散する方法として、小動物を虐待し、殺したんだろうが、 この行為はやはり個人的に許容できない。 六月が、自分を「女」と思わないように、周りにも「女」として 扱う事がない様に「男」を装い、性の対象とされる事を 物理的に避けようとしていたことは解るが、それはあくまでも 自分に対する他者に対しての対処であり、自分自身の中にある ものに対してはなんら策を打ってないのではないか… その反動で猫の舌を集めていたのであれば、やはり自分の事しか 考えていないようにしか見えない。 ハイセが着任して来た時に差し出された手に、握手を躊躇う 描写が入っている。 この「男」は安全なのか、そうじゃないのか計りかねている。 皮膚接触する事で自分が「女」である事を思い出してしまうので (男と肌が触れ合う現象) 本能的に警戒を見せた仕草と思われる。 裏を返せば、自分のリミッターは低い、と言う事を知っているとも 言える。 自分が自制出来るのであれば平気な振りが出来る筈だ。 自分が「女」だったとしても、父が行なった様な暴力的な性を 執行するタイプの人種ではない人がここにいる、 ハイセを見てて、六月はそう感じたんだろうな… だから「恋」をしたんだろう。 …

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年2月28日「:re 111話」ツイートまとめ

:re 111話亜門の「俺は…」「お前に…」って言葉、 有馬との被せで「殺して欲しいんだ」と続くのかと思ったが、 その前の回想にスケアクロウが「アモサン」と言っている… 亜門は 「お前の親友のヒデは生きているぞ。今もお前の為に生きているぞ」 と言いたかったのでは…なのにカプセルから出たら… そんな亜門から対話を奪うなんて、とカネキくんの心が 揺れる描写に続くので、恐らくヒデの事を話したかたんだと思うよ… 何か言いたげな亜門を見てしまったので、カネキくんも 離れがたく思ってしまったんだよ… 六月が暴走しかけた瓜江を抱きしめてあげたのは事実。 才子がフレームアウトした瓜江を抱きしめて正気に戻したのも事実。 瓜江は女子のおっぱいに抱かれないと正気を保てない未熟者で あるのはいいとして、包容力としては才子の方が上だろう。 その後の、髯丸への気配りとか、優秀な班長代理の風格。 89話でクロナのフォントはゴシックと明朝。ナシロを取り込み二人の 人格融合とも考えられるが、113話での決め台詞、 滝澤「俺たちにはねぇな」 クロナ「選ぶ責任ってヤツは」 でゴシック。 什造も105話で「鈴屋S3班」「戦闘準備」で初めてゴシック体。 ゴシックは「使命感」に付随しているのかも。 ヤングジャンプ 2017年 2/23 号 [雑誌]集英社 2017-02-09 Amazonアソシエイト by ヤングジャンプ 2017年 1/15・16合併号 [雑誌]…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年2月24日「:re 113話」什造の蹴り

什造は体力(パワー)勝負の肉弾戦ではなく、 得物を(クインケ)使った攻撃+スピードを得意とするタイプだが、 人間より圧倒的に高い身体能力を持つ喰種に対し、 スピードでは負けない俊敏さを持っている。 パワーは劣ってもスピードはあり、右足はクインケ仕込みの 義足なので、自分の肉体そのものでは喰種に攻撃を当てても 大した威力は発揮できないと知っていて、義足の強度に頼り 蹴りを入れる事はできると言う計算の元、ウタの顔面に 蹴りを入れており、それが決定打にならずとも、仕込みの サソリで連続技に持っていけると言うのが一連の動き。 蹴り=破壊、パワー、と言う固定観念は捨てた方が 『東京喰種』と言う作品は楽しめるのになぁ。 什造の身体は軽そうなので、あんなけりを入れても効き目ないのに、 何故だ、とか言っている人はどう言う視点でこの作品の バトルシーンを楽しいと読んでいるんだろう、不思議だ… 何か「必殺技」があって、一撃で相手を倒せる対戦ゲームとでも 思っているのだろうか。 素手の相手に、銃やナイフと言うアイテムを持てば反撃される リスクを下げ、自分の攻撃力だけは上がると言う優位性を 示されないと闘いは成立しないとでも言う様な… 勝てない状況になるのが「イヤ」なだけで、だから武器を持つ と言う、命を軽んじた発想だ。 作中に書かれているのは肉体同志、生身が「対戦」しているのであり、 ゲームのキャラ操作している訳じゃない。 什造は「捜査官」として、職務として、喰種…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年2月19日「大環アクト」

亜門を助けに来たスケアクロウは「CRcガス」を持っていた 事になり、これも手に入れられるコネクションがあると言う事になる。 スケアクロウ(Cレート)の中身がヒデと考えると、上井大学繋がりで 貴未とも繋がりがあったと考えるしかない。 ・20区戦後、負傷したヒデを最初に救出したのは  大環アクトの前身である「大学運動」のリーダーの  貴未の可能性が高い ・無論、その前にニシキが「別れ」を告げに言っており、  ニシキの身を心配して現場付近に来ていた可能性が高い ・貴未は嘉納のラボに潜入していると考えられ、  CRcガスはそこから手に入れていると思われる ・スケアクロウ(中身ヒデ)は大環アクトに所属はしていないが  貴未と独自に繋がっており、情報交換をし、各々が各々の  目的で単独行動している可能性が高い ・スケアクロウに救出された後も、亜門自身がある程度の情報を  持ちながらも単独で動いていたのは、カネキの親友であるヒデとは  「カネキ」と言う共通項があり、それぞれに「自分に出来ることを  しよう」と言う行動原理がある為に「単独行動」に見える 嘉納がニシキの本名を知っていたので、貴未の潜入は気付かれ、 現在は所在不明、もしくは逃げ出している可能性もある。 貴未がまだ嘉納のラボに居れば、Rc抑制剤は彼女を通して 手に入れられる可能性の方が高くなるのに、大環アクトと言う 今までかすりもしなかった組織が浮上したのは、貴未が大環アクトの 方に戻っているか、恐…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年2月18日「:re 112話」才子のターン

才子の赫子形成に伴う技術は、シャオが言う様に 「自由」をベースとした柔軟性と、固定観念を抱かない事に因る 不可能はないと言うヲタク気質が生んだ最たるもの。 形状と同質の機能を、質量で具現化できているのかは 対 瓜江戦では不明。 形状と質量が必ずしも一致しないと言うのは他の喰種にも見られるし、 なんだかんだフレームアウトしたほぼ喰種状態の瓜江は 才子の様々な赫子攻撃に力業で反撃していた。 大きさ=強度ではなさそうなのが『東京喰種』の世界観。 だが、才子のモデリング能力はヲタクのイマジネーションが元に なっているが、それだけではなく「液状の筋肉」と言う特徴を ナチュラルに理解し、その素材をどう使おうがやってみなければ 分からないと言う想像力の強味。 赫子を如何に強化し、喰種を「殺す」武器としてしか考えられなかった 瓜江と、非常に対象的だ。 「こうである」と言う固定観念を抱いてしまった瞬間に、人は 自分に「限界値」を設けてしまう。 素材をどう扱うか、使うかは「料理」や「工作」に似ていて、 可能性と言う領域を探ったのが才子の才能。 注目したいのが才子の「赫眼」だ。 (才子は右目が赫眼化する) ①千手観音→赫眼 ②ぐーパンチ連打→赫眼なし ③赫子キャンセル→赫眼なし ④才子監獄(エリートニート)→赫眼      ※赫子が瓜江に破壊された瞬間に赫眼なし ⑤まぐっ→赫眼 ⑥シャオの回想のトリニティーカッター→赫眼なし ⑦「八つ当たり―――」…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年2月13日「東京喰種」にリンクする『雨男』什造編

無印13巻を、amazarashiの『雨男』を聴きながら読んでしまった。 4歳くらいと思われる時に誘拐された直後は、子供の反射反応で 痛い事をされそうだと分かると、当然泣き喚いた事だろう。 解体屋になった頃、10歳くらいか、この什造には反発も抵抗も、 表現する事を止め、痛みや苦しみを表現する感情を 一切手放している。 「60点ですか」とは言うが、もっと上の点数じゃないのか、とか、 そうしたらお仕置きを受けなくて済むのにと言う「文句」を口に している訳ではない。 什造の身のこなしを、ナイフを投げ、綱の上で避ける様を見て ビッグマダムなどは楽しんでいるが、ナイフが刺されば痛いし 怪我をすると解っているので、避ける体術が上がったのだ。 什造は「痛み」に鈍くなった訳でも、感じなくなった訳でもなく、 「痛み」をどこか別の場所に隔離する術と、どうすれば痛くない 状況を作れるかを学習したに過ぎない。 痛いのを忘れたわけでも知らない訳でもないのだ。 什造は至極頭の回転の速い子供だったのだ。 抵抗しても無駄だとか、合理的に考えられる冷静さ、状況判断力は 什造の資質として元から備えていたものだと思う。 こう言う性格の子は、どんなに自分が追い詰められようと、 自分からSOSを発信せず、何とか自分で解決しようと耐えてしまう 性格なんじゃないか。 捜査官となった時の、血の付いたナイフを持っていた体で 交番に引き留めた警官に対する暴行や、喰種を必要以上に 細…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年2月12日「:re 111話」亜門

「歩け」と腕を拘束されどこかに連れていかれようとしている 亜門は、強制的に人肉を食わされる方法を行っても カネキくんほどの成功体に至らず、処分される為に 処刑される場に連行されているんだ… 捜査官時代は暑苦しいくらいに真っ直ぐな「正義感」で 動いていた亜門は、嘉納に囚われた直後、異様に静かだ。 滝澤の様に泣き叫ぶことも一切なかったに違いない。 スケアクロウに脱出させて貰ってから、まず考えたのは 政道の狂乱ぶりを見ていたので、彼を救いたいと言う 気持ちだったと思う。 「俺は…」「お前に…」 今度こそ殺してくれないか、だろうか。 既に人間ではなくなってしまい、こうやって何度も命を弄ばれる様に 実験体として使い回されるカルマから脱出させてくれと 「眼帯」に望むのだろうか。 才子の「救う」は亜門と同じだ。 瓜江の体の中から赫包を取り除くと言う方法でもあるのだろうか。 Rc抑制剤を大量にぶち込むと言う手段を持っている可能性も大。 クインクス班は性質上、そうなる可能性が高いので、各自が 自制出来なくなった場合を想定して携帯させられているかも。 ドナートを捕らえた時に注射器付きの手錠が初出しているし、 第四研究所になぜこんなに大量な抑制剤があるのか、 と言う振りも入っている。 亜門が滝澤に言った「救う」と、才子の「救う」。 誰も死なせないと言う意味で同じだろう。 殺して楽にしてやるではなく、生き直して欲しい方が強いのだろう。 「俺は…」「お前に…」…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年2月11日ツイートまとめ・スケアクロウの正体

スケアクロウ、確かオークション会場にも居た。 コネがないと喰種でも入れそうにないだろうから、元々 スケアクロウはどこかしらの集団に属していて、 こう言うところにも入り込めるコネクションがあった、が、 どこかで殺されるかなんかしらして、現在のその中身は ヒデにすり替わったんじゃないかな、と思っている。 元々のスケアクロウが喰種で、Cレート付けられてて、 と言うのは有り得るんだと思う。 今回の、ピエロ集団の中に「ヒトが混じっている」と言うので 暗示してるじゃなかろうか。 スケアクロウがCレート付けられてるので「じゃあ喰種なんだ」と 言うミスリードされてる気がするよ… スケアクロウの中身入れ替えが今の所、ヒデが生きている 可能性の根拠として可能性が広がる!! と考え抜いた苦肉の策、ヒデに生きてて欲しいんです… ヒデ生存説は依然不明のままだ。 スケアクロウがヒデ臭い、他に誰がいる?ってだけで。 篠原の前に歴然と「幻し」として出現し、助言した真戸は 必然性があった上で、真戸は死亡しているとなると、 7巻での幻のヒデも死亡しているかもしれんが、 スイさんは法則性がある様で虚を突く作家だからなぁ(笑) :re 7巻の脳内ヒデとカネキくんの会話読んでて初めて気づく。 カネキくんが感情を吐露する場面では、カネキくんの表情よりも 相手の表情(トーカやヒデ)の方が強烈に記憶に残っている。 つまり自分がカネキくんの視点に入り込んでしまい、 会話の相手の顔を自分…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年2月10日「:re 111話」ドナートの退場

瓜江にあれほどの痛みを加え、フレームアウトにまで 追い込んでおきながら、首二つ持ってあっさり退場。 引き際が良過ぎる。 首二つの内の一つは髯丸のおじさんと思われるが、 胴体を残したのは、フレームアウトした瓜江に 「食い物が目の前に在るぞ」 的な状況を作るべくであろう、ドナートの執拗な残酷さを考えれば。 ドナートの目的は、自分を収監した捜査官の息子がこちら側へ やって来て七転八倒する様を作る、だけだったんだろうか。 ピエロの連中は総じて、局面に関わっては来るが、一人一人の 動きは「決定打」に欠けると言うか、決定的なところまで とことんやる事がない。 中でもロマは珍しく自分の力を過信するところから来る 「好戦的な性質」が拭えないでいるが、シコラエはとっとと 逃げてしまった。 逃げるが勝ち、ではないが、自分の命を犠牲にしてまで 闘う姿勢は備わってない集団なんだろう。 和修家全滅も、目的が「殺害」であり、達成した、と言う結果と なっているだけで、依頼がないとやらない感じがする。 (旧多がピエロのメンバーでもあると言う側面もある) 一人一人でも動くが、自分の命が危うくなる場合はあっさり引く。 踏み込まない。 これは「ピエロ集団」の一貫した哲学なのかもしれない。 楽しい事には「参加」するし積極性も発揮するが 「命あっての物種」だと一番知っているのはピエロの連中かも。 大切な命が奪われまくる作中で、不殺のカネキくんや芳村店長とは 真反対の姿勢でいる。 …

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年2月9日「:re 111話」スケアクロウ

111話も濃い…まあ東京喰種は毎号々々あのページ数に 膨大な情報量が含まれている作品で、閑話休題を入れる 必要がない稀有な作品なんだが… スケアクロウは私の中では「ヒデであって欲しい」と言う 願望の元に現れる人物である。 スケアクロウでなければならないのではなくて、ヒデには 生きていて欲しい、今の所可能性があるのはスケアクロウの 存在に縋るしかない、と言うのが本音であるが、 生死を明かしてないのに、あの時何が起きていたのかを明かす 重要な回想の場面などに登場する確率が非常に高いヒデ。 カネキくんの近くにいた人物と言うだけではあるまい。 ・カネキくんがルートVに辿り着いた直前に何があったか ・丸手が吉時に和修を疑うきっかけになったタレコミ主はヒデ 言葉を発する事、また座り込んでいる状態から見て、 肉体的に不自由な箇所があると思われる。 オークション戦で何かのボタンをはずみで押してしまったのも 肉体を動かすのに不具合が生じる為と考えられる。 (なんか押した?と言っており、大音響で滝澤と対戦する  ハイセの悲鳴が轟き渡る事になった) へのへのもへじのフルフェイスマスクを着けている、 殊更に体を膨らますような服を着用しているのは、 肉体の損壊、不具合を隠すためと考えられるが、 こう言う扮装をしているから「不自由そうに見える」とも考えられる。 石田スイさんに因るいつものミスリードである(笑) スケアクロウの中身がヒデであると仮定すると、亜門戦直…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年2月8日「:re 106話」真の主題歌

周囲を圧倒する赫子の大きさでピエロを一掃するカネキくん。 「隻眼の…―――」(決めポーズ) 黒山羊のリーダーとして動き始めた彼の中に、個人の感情を 垣間見せる様な描写が無くなっている。 無印で、アオギリ戦(ヤモリとの対戦)後、あんていくに戻らないと 決めて、万丈・ヒナミ・月山やと独自に動き始めた時期に似ている。 今、カネキくんの中に、個人の欲や感情と言うものは潜伏している 様にさえ見える。 使命感に満ちていると言うより、風のない湖の水面の様に静かだ。 ウォークマンからamazarashiの『季節は次々死んでいく』が流れていて、 ピエロを細切れにするあの場面を見ていると、何故か無性に哀しくなった。 :re 7巻で、有馬にこれでもかと切り刻まれていた時、もう死んでもいいか、 とあちら側へ行こうとした瞬間、ヒデの幻が現れて、引き留めた場面が 浮かんだ。 「君がいないと さびしいよ……」 この言葉は紛れもなく、カネキくんのむき出しの感情だろう。 ハイセから、自我を取り戻し、カネキくんとして考え、感情を持っている。 今のカネキくんは「隻眼の王」として演技を続けているんだろう。 自我を封印し、感情を見せず… 彼は強くなったが、それでも願ってやまない、ヒデが生きていて、 現実にカネキくんに声を掛けてあげる時が来るのを。 『明日は次々死んでいく 急いても追いつけず過去になる  生き急げ僕ら 灯る火はせつな  根腐れた夢に預かった命だ』 『疲れた顔に足…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年2月3日「:re 110話」

篠原さんの顔を模したウタが 「…あんま無茶するな」 と言う。 実に篠原さんらしい言葉かもしれない。 今の什造がひょっとしたら誰かに言われたいと思っていた 言葉かもしれないが、果たしてそうだろうか。 什造は「無茶」をしていただろうか。 什造は病床の篠原さんとの約束を守っていただけ。 それは「無茶」になるだろうか。 背伸びして、気負わなくていい、と言う意味だろうか。 あの言葉を聞いた瞬間、什造の動きが止まり、 まやかしに惑わされたと言う場面になっている。 アニメの中で、連携が苦手な什造が力を生かし切れていないと 思っていた篠原の胸中に真戸の亡霊が表れ、部下を信じろ、 と言う類の言葉をかける場面がある。 お前に対して俺はそうしていたがな、と言う意味合いの… その直後、篠原は什造に「突っ走れ!」と叫ぶ。 お前を信じている、お前のやりたい様にやれ、と言う事だ。 その篠原が「無茶をするな」と言うだろうか、と言う戸惑いで 什造は止まってしまったんじゃないだろうか。 あの言葉の後の什造の表情には正解と言う答えはないが 様々な含みが込められており、その後の班員各自が掛ける 什造への言葉で「什造は何があってももう大丈夫だ」と 思えるのだ。 今後、班員の誰かが命を落とすような戦闘が待っているかも しれないが、什造が憎しみに暴走して自滅するなんてことは ないんだろう、と感じた110話鈴屋班の戦いぶりだった。 ヤングジャンプ 2017年 2/16…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年2月2日「:re 110話」什造について

什造VSウタと言う、見たかった様な見たくなかった様な 対峙からの始まり。 闘ったらどうちらかが「死ぬかも」と言う可能性をいつも はらんでいるので、什造もウタも死んで欲しくない登場人物の 上位に来る為、心臓に悪い類いのドキドキ。 什造は、ヤモリ、ビッグマダムなど、数々のSSレート級喰種を 倒して特等になっているが(A~Sレート駆逐数でも群を抜いている 事だろう)その他のSSレートと対戦している場面は描かれてない。 結果として数値保持者であるのは間違いないが。 『JOKER』で描かれたスカルマスクも、実質は半兵衛が 止めを刺したことになる。 恐らく、このスカルマスク同様、単発的に目立つ喰種駆逐の任に 当たった時、その駆逐成功率が高いのが鈴屋什造と言う捜査官で、 結果駆逐率が異常に高い捜査官と言う履歴になるんだろう。 ヤモリは、カネキくんとの対戦でほぼ死にかけ状態、 そこを滅多切り(什造にとっては初めて本気全開で挑んでも 即殺にならなかった肉体の持ち主であった事だろう) ビッグマダムは、動きを止め命乞いをさせる程の致命傷を 与えているが、とどめを刺したのは鈴屋班4人だった。 この時は、異常であったとしても、かつて母の様に、父の様に 什造を「飼っていた」存在に、什造自ら止めを刺すカルマを 背負わせまいと言う、鈴屋班の什造への愛が傑出した場面でもある。 什造にはSSレート以上を容易に駆逐できる能力はあるが、 作中にその力を剥きだして見せる様な場面は描かれ…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年1月28日「:re 107話」

一般のCCG捜査官さえ存在を知らない「本局特別捜査官」、 ありていに言ってしまえば「V」だが、あくまでも黒幕に徹し 裏でしか動いてなかったのが、ここに来て姿を現した… つまりそれほどに隻眼の王に出没されるのを望まず、 カネキくん率いる黒山羊を脅威に感じていると言う事になる。 一般捜査官が到底適いそうにない作戦に投じられる事が 多く、その様を目にする機会がなかったであろうと言う意味で 有馬の0番隊も伝説級だったに違いないが、存在してる事は 公にされていた。 ここで「特別捜査官」なるものがあり、CCGの底力を見せる意味と その存在を堂々と明かしてしまう事でCCG内で定着させる腹か。 瓜江がドナートに対して、一度トチってコクリアに収監された 程度の喰種な癖に、と見下していたが、この時に故意に 父親の存在を被せた言葉にしなかったのは、109話で 一気に凝縮させたかったからだろうか。 この作品の中に出てくるヒトなり喰種なり、闘いを経て、 もしくは過去に大事な存在を失って、荒んだり歪んだりしてしまうのは 当然だと思える経験をしながら生きている者が多いが、 その中でも群を抜いて「自分であり続けている」のは 月山じゃなかろうか。 カナエ、マイロ、松前など、大切な月山家に仕える者たちを失って尚、 月山はやっぱり月山のまんまである(笑) カネキくんが行ってしまって、一時期病みまくっていたが、 そこも乗り越えた時に、月山家と言う言え柄が育んだ 高貴さからくる無邪気…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年1月27日「:re 105話」Rc抑制剤の行方

アキラの治療に必要なのはRc抑制剤である、と教えたのは ニコで、ニコは105話でピエロがCCG襲撃し始めた場面と 同じ服を着ている…教えると同時に、黒山羊が動きだし それに合わせてピエロも動く事に決めていた様に思われる。 ラボに取りに行くであろうことも予想し、仕向けている。 ニコには、カネキくんやヤモリに対して、個人的な、 ある種人間的な愛情を持ち合わせており、それは彼が 「オカマ」である事とは関係なく、彼の性質だと思われる。 だが、所詮ピエロの一員でもある。 因って、ラボ(研究所)からRc抑制剤のストックを 第四研究所に移しておいたのには必ず罠が含まれている。 そこで「誰か」もしくは「何か」と途轍もない事が待っている筈。 不知? ヒデ? それ以外の誰か… 105話~109話のピエロの襲撃に注目してみる。 109話でピエロの中には「ヒト」が混じっている事が判明したが (この辺りはツイッターでの呟きが初めて見事的中した!!) 22区(ラボのある区画)を襲撃しているピエロの中には 素手で捜査官の体をぶっちぎっている者がいる。 「楽しいピエロはどんなピエロ?楽しいピエロはどんなピエロ?」 と節を付けて歌っている風である。 ウタとニコの姿も描かれている事から、ピエロは喰種である、 と思い込まされる風でもあるのだが、106話では 「たのしー」「ハッピー」「たのしー」など、まるで 壊れたラジオが再生されるがごとく。 ハットを被っている。 本…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年1月26日「:re 109話」

ドナートが確保される場面が描かれるが、教会の地下から発見された 子供の亜門はマスクをして割烹着にしか見えない(笑)白衣を着用し、 これは明らかに子供の解体作業を手伝わされていたと言う事だろう。 この、子供時代の亜門のトラウマはどこに在ったのか… 亜門の熱血漢ぶり、正義感に熱い性質は「恨み」「憎しみ」から 生まれたモノにしては湿り気が少なすぎるんだよね… 今週号読んでると、亜門のトラウマはどこに行ってしまって いたのだろうと考えてしまう。 それほどまでに「とうさん」を愛する気持ちの方が大きかったのか… 作中、この世界は「歪んだ鳥籠」と言う描写がよく使用されるが、 昔から人を喰らう「喰種」がいるのにも関わらず、喰種に捕食対象と されている一般市民の危機感が逼迫してないんだよなぁ。 昔は喰種に食われる危険性が身近にあったが、喰種は駆逐されて 数を減らしたため、脅威ではなくなってきたのが現在なのだろうか。 人間の方が圧倒的に栄え、有利にあるのであれば「歪んだ」と言う 表現は物語上に於いての「自然の成り行き」ではあり得ないと 思っていたので、この「歪んだ」「狭い範囲」の「鳥籠」と言うのは 喰種に関わってしまった人は極端に少なく、また捜査官として 喰種の命を奪う仕事を選ぶ人間の殆どが、過去に喰種に 関わってしまったが為に(身内を殺された など)否が応でも この「狭い世界」に引き込まれるのではないか? 家が裕福な髯丸家や、宇井もそうだが、使命感で自分は こう言…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年1月25日「:re 108話」

「いやな手触りですね」 と什造が言う。 半井などは、ピエロが人間であったと判明してても、任務であり、 任務として喰種の疑いを持たれるような行動を取ったんだから、 ピエロのコマに違いなかったと割り切るだろうが、他の班員や 捜査官たちはどうだろうか。 みんな、そう割り切れるだろうか、と言う事を「解体屋」として 人間をバラしていた什造だからこそ感触が違う事にいち早く気づき、 加え、そう言う感触は早々忘れられるものではない、と言う意味も 含めての言葉ではないだろうか。 「……気付いたかな」からの、旧多の思案。 准特等は馬鹿だな…と言いながらも、実は自分もボロを出している。 「22区の喰種一派は『敵喰種』で十分です」 この「敵」と言う言葉を付けた所。 22区の喰種は「全駆逐」で、と言う言い方でも良かった筈。 「敵」とつけた時点で自分にとっては「味方」と言う意味合いを持つ 「喰種」もいる、と認めたようなもんである。 区別する為に思わず出てしまった表現だと思われる。 Vの特別捜査官たちは、建物の外壁をカネキくん同様に登る能力は あるのに、ビル屋上から一気に電車に飛び移るカネキくんには ついて行けない、それほどの跳躍は出来ないとみるか… Vは殆どが「半人間」で、半人間にはそこまでの身体能力は 無いのかもしれないが(道具を使えば行える、と言う範囲内) どうも「故意に見逃した」感が否めない。 「佐々木琲世について…どう思う?瓜江久生」 そしてドナートが瓜江…

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大好きなARUKUさん…『マイガール』書籍化希望!!

ぐわーーーーーっ!!!!! すっげぇ好きだ、こう言うの待ってましたよ…ARUKUさん… ホント大好きだ。 読後の雄たけびだ。 『ハスネサイコロジー』以前と以後とで、作者の描きたいものが もしかしてこっち側(以後の方)で、ツイート拝読してると、 自分の描きたいものが描けない環境なのかな、とか。 以前の「持ってないモノの孤独を丁寧に繊細に描く」事に 疲れてしまったのかな、正に身を削ってたのかな…と 思ったりしていた。 原作側に回ったり…何か色々あるのかな、この人も筆を 折ってしまうのではないか…と私の個人的な憶測で ハラハラしてたりしたが、私が未だBLと言うジャンルから 完全撤廃してないのはARUKUさんの『マイガール』の様な 作品を読みたいからで、繋とめてくれる作家さんの一人であるのは 間違いない。 ファッションBLとか、萌え重視とか、エロがどうとか、 カップリングの奇抜さとか、そう言うのどうでもいい読者も いるんですよ… 男同士がいちゃいちゃしてるのが楽しい訳じゃない。 そう言うものを描かないと「売れない」「読まれない」とか言う 風潮なんだとしたら嘆かわしいとしか言えない。 BLは「ジャンル」である前に、大多数の女子の「生き方」 「考え方」「人との付き合い方」の難しさに踏み込んでいる ジャンルであって欲しいんですよ。 人間同士の付き合いに性的なものは無論含まれるので、 性行為は否定しないが「エロ」と言う単語でカジュアル化するのは 違…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2016年12月31日「:re 106話」ツイートまとめ

2016年も『東京喰種』一色だった。 ブログ見返すと2015年4月からハマってた。 106話は5・6号合同号だっただけに、物凄い情報量。 脳が処理できない…(笑) とにかく、一番目についたのがニシキの前髪上げ眼鏡は インテリの定番でニシキも男前度が否応なしに上がっているこのコマ。 で、本局にピエロ集団が退去として押し寄せて、局員たちが 恐怖に震える台詞が垂れ流されているこのコマの「神様…」と言う呟き。 そして有馬に代わるCCGの「死神」が生まれた瞬間。 後ろに居並ぶのは本局の有象無象の捜査官たち(クインケらしき ものが見えるので、ピエロ集団ではなかろう)なんだが、 どう考えても鈴屋先輩の後ろに居並ぶ鈴屋班の面々が描かれていても おかしくないのに描かれていない、と言う事は什造の指示で 鈴屋班は「どこか」に配置されていると思われる。 つまり、什造は何かを「察して」策を講じている(保険をかけている)と 言う事になり、それを悟られない様に単騎で「ぶっ殺せまずが何か?」と 言い放っている訳で、旧多はまんまと目くらましにあって 「全員殺して下ちゃい♥」とかはしゃいでいるが、什造の方が一枚上だから。 宇井たんとの約束あるしな! 什造、流島ではアラタ含めフル装備だったからブーツ履いてたが、 やっぱ今でもスリッパで戦闘可能なんだ…什造はこうでなくてはっ!! ピエロ集団が「赫子」出してない件… 赫子出せない連中を洗脳して捨て駒にしている感。 …

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2016年12月26日ツイートまとめ

『東京喰種:re』100回記念のアイコン一言コメントを通勤時の 電車の中で全部ノートに書き写してみた。 ①読者の自分がその人物をどう呼んでいるか ②吹き出しの台詞を書き写す ③作者が普段読んでるであろう人物の呼び名 ④作者のコメント と言う感じで書き写すと、色々と発見があった。 全部写すと言うのをやってて気付いた。 作品の作者であり登場人物を生み出した作者が自分が 生みだした登場人物を普段どう言う「呼び方」してるかも解った。 「さん」呼びしている人物と呼び捨てがあるし、漢字使う人物と、 カタカナで統一してる人物が明確に分かれてるんだな、とか。 コメントの表現も「思います」「思う」と言う表現する時と、 現在進行形の感想っぽいものとか、一人一人に対して、 リアルに対人間関係を結ぶ時と同じ感じで接している感があった。 作者ならではの…と言う種類もあるけども。 肛門太郎に関しては(笑)無印時代の亜門は、まあ一人くらい 正義感丸出しで面白みのないキャラが居てもいいよな、 と言う風に見ると、亜門って面白みには欠けるんだよ。 カネキくんが初めて対面した捜査官でなければ、本当に面白みがない。 だから茶化してたんだろうな、と思ってるんだが(笑) だが、やっぱ9巻読んでると、亜門の泥臭さはこう言う面白みのない 人間だからこそだろうな、と思って心が震えるんだよな… 亜門、捜査官時代は「憧れの人」と言うくらいの優秀さを誇ったのに、 喰種化された途端「失敗作」…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2016年11月23日 無印13巻表紙の有馬

何度も手に取って何回も眺めているのに… 気付いたのは今日だった。 無印13巻の表紙の有馬、眼鏡に飛んだ血しぶきに ミスリードされて見えてなかった。 視力を失いつつあった右目に少し緑色が入っている。 緑内障を暗示していると思われる。 そして左目には涙の粒が見える… ここの所、ゴッホが好きで、ゴッホの絵を見ていると そこにない筈の色が入っているのに一枚の絵として 完成している、これはどう言う事だ…と思う様になった。 ゴッホは「見て描く」画家で、それは写実的に写し取るのではなく、 見ているモノがゴッホの中では「こう見えている」と言うものを キャンパスに忠実に写し取る天才だったのだな、と。  ※蛇足だが、ゴッホに興味がある人は手に入るうちに    Pen(ペン) 2016年 11/1号 [ゴッホ、君は誰?]   購入すべきである。 13巻の有馬の右目の「緑色」に気付かなくても、 有馬の表紙としては成立する。 その緑が「主張」している訳でもない。 が、そこに「緑色」が入っているのである… 東京喰種トーキョーグール 13 (ヤングジャンプコミックス)集英社 2014-08-20 石田 スイ Amazonアソシエイト by Pen(ペン) 2016年 11/1号 [ゴッホ、君は誰?]CCCメディアハウス 2016-10-15 Amazonアソシエイト by

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2016年11月20日:re 101話「旧多について」

カネキくんが単独で旧多に会いに行ったのは何故か。 旧多を殺してしまえばそれで済むか? 有馬ほどの強さがあれば、単独で和修を「潰す」事は 可能だったのかもしれないが、単独で行う事には意味がない、 と有馬が一番解っていたからだろう。 ぶっ潰すだけでは(特定のターゲットを消す)その事実が 残るだけで、それらの人間を生んだ背景・思想などは 消し去る事が出来ない、と知っているからだ。 なので、カネキくんは「実力行使」せずに組織を作る方を 選んだんだろう。 加え、有馬の中には一人で和修に立ち向かうほどの情熱を生む 必然性を自分の中から絞り出す事が出来なかったんだろう。 平子が言ってる様に「空っぽ」だったからだ。 対し、旧多が「理由がないと行動できないヤツはクソです」と 言っているのは、有馬を揶揄しているとも思われる。 鉄骨事件の時にリゼの傍に居たのが何故カネキくんだったのか、 と言う問いに対し、他者を根っこらからバカにするような 旧多独特のリアクションで高笑いを上げている。 この道化師の様な振る舞い、 ・エトにオラつかれた時のキモ走り ・ヒナミを逃がすハイセの前に現れた時の関西弁 ・「超平和」を口にした後、手を叩きながら腰をくねらせる ・コクリア地下で華麗に嘔吐した時 これら、臆病な下等捜査官を演じていた時のギャップとして 不気味さを際立たせる「オーバーアクション」だが、この奇抜な リアクションを取る時、旧多は心の中のコンプレックスと …

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2016年11月18日ツイートまとめ

有馬が平子に自分がやろうとしてる事や正体を 明かしたのはどの辺りなんだろうなぁ。 20区戦後、宇井たんと話している感じを見ると、 この時は知らなかったと考える方が自然だし。 「俺は役目通り戦うだけだ その先は上の方々の判断に任せる」 と言っている平子が有馬を信じたのだ何故だろう… 何気なく平子が気付いて 「有馬さんは人間じゃないんですか?」 と思わず口にした時に、有馬もすんなり 「ああ、そうだよ。どうする?タケ」 「……どうもしませんが、何故ですか?」 あくまでも平常モードな平子に、割とさらっと言っちゃった 感じがするなぁ、有馬。 腰据えて話し合ったとかではなく。 連載中の:re各話に無印時代の捜査官及び喰種が 続々と登場しているので、どうしても読み返さずにいられない。 加え、現在連載中の話の展開がドラマチックで、 こちらも色々考えずにいられなくなる。 吉時さん殺ったのは亜門だと思われているが、丸手と一緒にいた 白トランク持参のあと二人の捜査官殺ったのは誰なんだよ、となる。 吉時さんが赫眼発動 →亜門登場 →吉時殺る →直後、政が来る →亜門が政を止めている間に丸手逃げる →政は口封じに二人の捜査官を殺る →亜門、次の目的の為に脱出、だろうか。 吉時さん殺ったのが亜門なら、丸手ぇ許さないからねー、 と丸手に怒りを向けるのはおかしい。 実際に殺した者に向けるのが筋だし。 恐らく亜門ではなく、旧多の一派だろう、二人の捜査官…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2016年11月13日ツイートまとめ

13巻#124『口前』、扉絵の亜門、ドウジマを右手に持ちローブを纏い、 左手は十字架に添えている。 ローブは無論捜査官の制服にはない。 :reで「黒いローブの大男」まんまの格好を既にここでやっている… この時点で、既に亜門がどうなるのか、作者の中で 決まっていたと言う事か、恐るべし… ドウジマを持っている右手は描かれている訳じゃなく、 ドウジマが持たれていると思われる位置に描かれているだけ。 扉絵って、本筋に関係なく「イメージ画」として描かれたりするけど、 石田スイさんの場合はあり得ん、と言う事か。 何もかも計算づくで思い付きとかないのか、この作者は!! 同じく13巻#123『銃後』で、遺書に関して篠原に 「落書きだけ描くのはもうよしてね」 と言われた什造に「……」の吹き出しあり。 「仲間や友達」と言われて思い当たる人間がいなければ、 そんな人いないですーと言いそうなものだ。 頭の中で思い当たる人物が居て故意に沈黙している、 と言う事になるんじゃなかろうか、この作者の場合。 現在は休日もかなりな確実で鈴屋班の面々と(特に半兵衛) なにかしらを満喫していると思われる鈴屋特等だが、 この時は所内以外の場所に人間関係を持つ機会が あったんだろうか、と勘繰りたくもある。 もしあるとしたら、やはり「肉体改造マニアな友達」周辺で、 その辺りにピエロが潜んでいそうな気がするし… 友人とまではいかないが、什造の中に「誰かしら」の存在が 頭の中によぎって…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2016年11月11日ツイートまとめ

100枚シールの鈴屋班と宇井たんで4コマ漫画成立するんだよなー。 「おやつのじかん…!!」半兵衛・半井 「です!」什造 「帰宅のじかん…!!」水郎・御影 「もー…」宇井たん と言う具合。 そうなんだ…よくよく考えると、誰かの為に自分の命を 投げ打った描写はあるのだが(マイロの様に)守るべき相手の前に 文字通り立ち塞がり、自分の命で守りたい命を庇って死ぬ、 と言う直接描写はまだ東京喰種にないんだよねー。 ララァの様に。 これがいつ来るのかと言う、恐怖と背中合わせの期待がある。 リョーコさんの様にヒナミちゃん救う為、誰かを危険区域から 遠ざけると言う描写は結構あるが、ララァの様にシャア救う為に 身を投げ出す、と言うあの命の捧げ方はまだ描かれていない。 マイロで号泣したのに、私はひょっとして鈴屋班で これやる気じゃないか、作者は…と考えただけで気が気じゃなくなる。 絶対に使わないか、1回だけ使うかのどっちかな気がする… そして、ララァを殺してしまった、と涙するアムロの悲しみは カネキくんや、人殺しになるな、と才子に言った 亜門の悲しみに通じている… ヤングジャンプ 2016年 11/24 号 [雑誌]集英社 2016-11-10 Amazonアソシエイト by 機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編 / 特別版 【劇場版】 [DVD]バンダイビジュアル 2000-12-21 Amazonアソシエイト by

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2016年11月12日:re 100話「什造といわっちょ」

本誌発売した直後に「公になっている」とみなし、 ネタバレ違反とは思わないので、書く。 「ずっと考えたです」 流島戦以後、ずっとと言う事だろう。 什造は「考える」人間であると言う事。 「もしハイセが敵になったら」 「‟あれ”から厄介な‟喰種(グール)”も ずいぶん相手にしました」 篠原さんと闘った20区戦以降、と言う意味の‟あれ”だろう。 「僕はそこらへんの‟喰種”に負けるつもりはありませんが  ハイセは…ふふ 強そうですねぇ」 既にハイセが‟喰種”として目の前に現れたら、捜査官として 躊躇う事なく‟闘う”と決めているし、強そうだけど負けるつもりは ない、情に流される事もなく、ただ闘うだけと思っている。 黒磐「…斬れるのか」 誰もが什造に聞きたいだろう。 「いわっちょさん」 什造も特等になったからまあ許されるだろうが(笑)これは 篠原さんが「いわっちょ」と呼んでいたからで、どこまでも什造は 篠原さんがいたから、と言う気持ちが根底にあるんだなぁ。 「ハイセは友達です  いつもお菓子をくれるし 誕生日にはおいしいプリンを  つくってくれたこともあります  ウチの班員とも仲良くしてくれて  [CCG]内では珍しく 僕のことを「嫌な目」で見ません」 特等になっているにも拘わらず、未だ口さがない人間がいて、 什造の事を色眼鏡で見ている輩がいる…

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2016年11月12日「ファーストガンダムを見ながら」

「と言う事は、もしララァが敵と意思が通じ合える 可能性が出たら、戦闘力は維持するものなのか」 「私には大佐を守っていたいと言う情熱があります」 100話で什造は全く同じ事をいわっちょに尋ねられている。 ハイセを「斬れるのか」と。 ララァの答えと同じ意味なんだなぁ… ガンダムでは以下の様に続くが。 「しかし、私はお前の才能を愛しているだけだ」 「それは構いません、大佐は男性らっしゃるから。 ですから私は女としての節を通させて貰います。 これを迷惑とは思わないでください」 「強いな、ララァは。そう言うララァは好きだ」 「ありがとうございます」 「強いな」と言う所は同じだ… 強い子は優先順位が明確だから強く居られるしブレないんだよね。 敵対する立ち位置で、互いに遜色ないライバル関係が成立する 作品が如何に面白いかはファーストガンダムで教わったよ。 それまでは主人公VS悪の組織、と言う勧善懲悪 アニメばっかだったもんなぁ。 機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編 / 特別版 【劇場版】 [DVD]バンダイビジュアル 2000-12-21 Amazonアソシエイト by ヤングジャンプ 2016年 11/24 号 [雑誌]集英社 2016-11-10 Amazonアソシエイト by

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『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2016年11月10日:re 89話

滝澤はいつでもタタラをやっつける事が出来た。 それをやらなかったのは、心のどこかで、タタラが目の前で かつての捜査官仲間を殺そうとする場面が来るまでは 裏切る心と復讐心を隠しておくと決めていたんだろうなぁ。 ジャムジャム……と言いながら、人間の脳みそをすすりながら その時を待ってたんだろうな。 その結果、滝澤は「かつての仲間を救った」にも関わらず、 元上司に駆除対象と宣告されてしまう… タタラをも圧倒する力は人間側(CCG)にとっても脅威に なってしまっていた。 恐怖を抱くものでしかなくなっていたと言う事実に、滝澤は 考えも及ばなかったんだろう。 皮肉な結果としか言いようがない。 仲間を救う為につけた力が仲間に恐怖を与えてしまった。 「どしてェ…」の呟きの哀しさよ… カネキくんは力を得ようとした。 それは「誰も死なせない為」であり、それは相対する相手の 命も奪わないほど圧倒する、と言う事だった。 仲間の為に「力を付ける」「闘っている」と言う名目は同じに 見えるのだが、圧倒する力で殺しまくった滝澤と、不殺を 貫いたカネキくん。 殺して取り除くのではなく、その場の戦闘を継続できない様に してしまう事が「目的」であると言うのは「動機」が全く違う。 命を奪う必要はないと考えるのと、目的の為には手段を選べなくても しょうがないと考えるのとでは雲泥の差が出てしまった。 アオギリのメンバーとして、戦闘不能にするだけで殺さないを 行えば、早々に消され…

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BL本を処分したい気持ちの中で残るもの。

最近、とんとBL読んでないんだが、心の中にある作品で 十分と言う気持ちがあるからだろう。 読書欲が満たされていればBLじゃなくても良かったんだ、 と言うのが私の読書傾向なんだろうな。 時と場合でジャンルが偏った風になるのは結果論であって、 読書できればなんでもいい。 梶本レイカさんとARUKUさんが忘れ得ない作家なのには 共通点がある。 結果としてBLと言うジャンルにくくられる作品を描いているが 自身の「萌え」「欲望」「恋愛」ではなく「思考」「情動」を投影している 作風であると言う所だと思う。 キャラではない人物に作者の言動も映し出されている。 作家さん本人がそれを意識しているかいないかまでは解らないが、 結果として読者である私にはそう言う風に見える。 作者自身のアイデンティティーを映し出しながらBLで描くと言うのは 物凄く難しい事だろうな、と思うし。 ゴッホが 「描かずにはいられなかった」 感じと似てる気がする、この作家さん二人は。 Penの2016年11月1日号ゴッホ特集に載っていた弟テオへの手紙。 人生には、周りの世間が取っておいてくれた 地位に押し込まれるよりは、たとえ、 それがどんなにきついものであろうと、 一撃を受けた方がいいという瞬間があると思う。(1883年) 自分を知る為に必要なんだろう。 ゴッホに場合は「画家になる」と決めた事がそれに当たるのだろう。 多くの人が一撃に負けて世間の波に埋もれてしまうと言うのに…

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