『OLDCODEX LiveDVD“Harsh Wind Tour Final”2011.7.1』②

思いっきりたっつん目的で購入したので いろいろ萌え処はあったのだが、私は何より たっつんの喉が強いのはやっぱり声優さんとして 鍛えているせいもあるじゃなかろうか、と 思ったこと。 自分の年が年なので、今この場に自分が いたら呼吸困難で間違いなく昇天するな、 とか思ってしまうから、激しい曲が立て続けに プレイされて、間奏でたっつんが肩で 激しく息をしている様を見ると、たっつん 大丈夫かしら…なんて自分視点で余計な事を 考えたりして、それがラスト2曲… 「bird」と「hidemind」 声も使い倒して体も汗だく状態の終盤、 このスローなテンポの曲を2曲続けても、 たっつんの声が荒れてないと言う… これはヴォーカリストとしてとても喉が 強いって事だと思う。 激しく動いて、喉いっぱいに使った後に スローな曲を歌えば、出だしで声が掠れたり ぶれたりが予想されるにも関わらず、 限りなくCDで出している声に近い所で 歌い出すたっつん… 正直、聴き入ってしまったよ… 演奏のうまいバンドはCDよりも LIVEで聴く音の方が良かったりする。 生の方が厚みが出ると言うか。 そんなに色んなバンドのLIVEを見た わけでもなんでもないのだが、若き頃、 人気の高い某ビジュアルバンドの ホールLIVEを初めて見に行った時、 生で聴く演奏がすっかすかに聴こえて、 ホールで音が広がると言う環境も あったと思うが、あまりにも、あまりにも だったので、衝撃を受け…

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『OLDCODEX Live DVD“Harsh Wind To Tour Final”2011』①

大体、バンドのLIVE映像媒体を購入するなんて 恐らく15年ぶりくらいである。 OLDCODEXの 全くのにわかファンなので、どういう経緯で 生まれたバンドなのかも、最初にどういう風に 出てきたバンドなのかも知らない。 20代の頃は、毎日出勤前に朝ごはんも食べず 大音量で好きなバンドの音楽を聴きつつ 大熱唱&体を動かす、と言う習慣があり (おかんに見つかった時の気恥ずかしさと  ともに今でもよーく覚えている・笑) 会社までの道中はウォークマンを絶対に 装着していた。 その頃はカセットテープだったんだよ… カセットは(MDもそうだったが)装着したものを 入れ替えなければいけない、と言う事も あったし、早送り・巻き戻しなど出来ても 現在の様に指先で曲をタッチすれば瞬時に 曲が入れ替わる、なんて事がなかったので 手を使えないときは否が応でも今流れて いる曲を聴くしかなかった、と言う性能面も 多少影響していたと思うが、それこそ アルバム一枚をフルで何度も聴く、と言うのが 当たり前だった。 なので、アルバム全曲好き嫌いはあっても、 大体購入したアルバムは一枚を 聴き切っていたものだが、最近は1回聴いて あまり好きじゃないな、と思った曲は ウォークマンに入れているとしても イントロが流れた瞬間に好きな曲に 変えてしまうので(そう言う作業が実に 簡単に出来てしまうと言う事もある) 一枚のアルバムがあったとしても、殆ど 聴かない曲が出てきたりする。…

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心の蘆紙を何種類持っているか… 今さらユニコーンの「ヒゲとボイン」のBL臭に小躍り♪

BL挫折中なので、本当に買わなくなった。 積み本だけでも十分に未読の在庫があるので 買わないでもいい、と言う面もある。 今、木原音瀬の『あいの、うた』を読んでいるが その中に、マイナーな音楽雑誌のエディターである 小菅が、編集長が入れ上げているバンドの 音や詩が自分の中に入ってこず、 自己顕示欲の塊の様に思えてどうしても 好きになれない、と言う描写がある。 耳触りのいい音楽は逆の、自分の中を 通り過ぎて行ってしまう、と言う描写もあり、 音楽しろ何にしろ、摂取した時にある一定期間 自分の中に留まらないものに対しては 興味を持ってない、と言う事になるんだな、 と思った。 何かに対する時に、いったん自分の中に 取り込もうとすると思うのだが、取り込んだ時に 自分がどう反応するのか、と言う事で 感覚的に自分の反応が解っているものだと思う。 初めて摂取するものに対しては、「これは なんだろう」と言う租借を意識的に行う。 自分の好きなものは自ら摂取する事に 余念がない。 高じると摂取せずにはいられないと言う 中毒症状に陥る。 この、中毒症状が終息気味になっているのが 現在の私の状態かもしれん。 好きなものばかりに目が行きがちなのが 人間の習性っぽいのだが、時に思わぬ 所からやってくるものがあって、まるで 押し付けられるようにやってくるそれに対し、 拒否に近い反応を見せてしまっているのに、 何故か取り込んでしまい、その不快感が 自分の中に留…

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純正培養された和製ROCK・椿屋四重奏。

きっかけがあって、今まで知識として知ってはいるけど 実際に聴いた事がない・見た事がない・読んだ事がない そう言うものは世の中にごまんと在って、自分の部屋の 中にも、そう言うものがどこかしこにうずもれていて、 発掘すると言う行動を起こす時を待っている、と言う 感じがずーーーっとあるわけで(笑)、行動を起こす時、 と言うのがいつやってくるか解らないから、いろいろ 溜め込むことにもなる(笑) 今ほどデジタルツールが潤っていなかった自分の 20代の時は、とにかく摂取できるものが手に入れば 貪りつくすようにのめり込んで聴いたり見たり読んだり していたが、あくまでも物体そのものが目の前にある 状態で、まるっきりアナログなツールとして摂取して いた訳だ。 物自体がなければ始まらなかった。 好きなバンドのLIVEを見たければ、現場に行って 肉眼で見るしか体験もできないし、見る事さえ できなかった。 物を得る為に自分も移動しなければならなかった。 You Tubeでいつでも手軽に見たい時に見れる、 などと言う自分のペースは許されず、物に合わせて 自分の動き方を考えなければならなかった。 テレビの録画に失敗すればそれまでで、数日後に You Tubeで見れる、なんて事はなく、見たい聴きたい 読みたいものは自分で獲得しなければ摂取できなかった。 今は何でもデジタルで置き換えられるために、 与えられるものの容量と言うのが半端なくデカくなって いる為に、目先の向く先…

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知った時には亡き人だった…フジファブリック③志村正彦の視点と優しさ

季節に付随して彼の中に記憶がつもり、それが自然に 歌詞となって紡ぎだされているように聴こえる。 動画で「歌詞を書くのが楽になってきた」と言う言葉を発していて、 恐らく、彼はとても責任を感じながら歌詞を書いて いたのではないか、と思った。 『桜の季節』 僕は読み返しては 感動している! ⇒感傷的かと思いきや…やっぱどこかにユニークさがある。 『モノノケハカランダ』 獣の俺 蠢け!もうモノノケ ノケノケ! ⇒音楽に向き合った時に荒ぶるものが自分の中になるのを  「獣」と表したのかなぁ。 『銀河』 U.F.Oの軌道に乗ってあなたと逃避行 ⇒何かから逃げだす恋人同士を彷彿とさせる歌詞なんだが、  ファンタジックに一見見えるが、それは二人の心の中の  情景で、どこか別の世界に飛んで行ってしまう人間の  心情を描いているようだ… 『虹』 週末 雨上がって 虹が空で曲がってる 言わなくていいことを言いたい もう空が持ち上がる ⇒「曲がっている」と言う言葉選びや、言わなくていいことと言う  逆説的なものを歌詞に選ぶ視点が凄いなぁ、と思う。  「空が持ち上がる」なんて、実際にあり得ない現象だが、  表現として想像できてしまう… 『若者のすべて』 夕方5時のチャイムが 今日はなんだか胸に響いて 最後の花火に今年もなったな 何年経っても思い出してしまうな ⇒これは全て志村くんの独り言なんだよね…  誰かに聞かせたり言いたいことじゃない… …

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知った時には亡き人だった…フジファブリック②

中毒と言うより、「トリップする」と言う方が正しいかもしれない。 聴き始めると「ながら聴き」がまずできない。 思わず口ずさんでしまうのもそうだが、体中が音楽に乗っ取られ 他の事がままならなくなる感じがする。 好きだと言う気持ちがそう言う風にさせるのかもしれないが、 やっぱり聴いてしまうとそうならざるを得ない、そう言う 「中毒性」が有ると思う。 一番好きなのは『Anthem』だろうなぁ… 歌詞に思わず涙腺が緩んでしまうので、絶対にながら聴きが 出来ないと言うのもあるが、最初から最後までの曲調が 正にどっかへ連れて行かれる感じがする。 『Suger!!』『Surfer King』『銀河』はアッパーチューンで 聴かずにおれまい、と言う面もあるが、サビの高揚感の 突き抜け感が半端ない。 純粋にカッコいい。 なのだが、聴いているといつもどこかに淋しさが漂っている。 ふとした歌詞に涙腺が緩んで仕方ない。 これらの曲を生み出した青年がもうこの世にいないんだ、 と言う感傷も勿論付き纏ってしまうだろうが、やっぱり これらの曲に感動してしまうからだろうなぁ。 季節と連動した様な情景を歌った歌詞が多いのも、多分、志村くんが 過去の自分の頭の中の情景を思い浮かべながら歌詞を書いていて その過去の残像が聴いている者の中にも鮮やかに浮かんで くるからじゃないか、と思う。 「金木犀」の香りに、愛猫が死んだ翌日の空気の中に漂っていた 金木犀の香りを思い出したり、とっくに卒業…

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知った時には亡き人だった…フジファブリック①

ノイタミナ枠で「坂道のアポロン」を予約したら勝手に録画されていて それで「つり球」を見て、フジファブリックを知った。 名前は知っていたが、もう音楽はいいや、と言うくらい、 自分から好きなミュージシャンを見つけてCD買おう、と言う 能動性を諦めて行った矢先だった。 ここ数年、好きな音楽は…となると、菅野よう子女史しか 思い浮かばない様な、音楽離れした数年間だった。 CD買っても売る時には二束三文だと言うのが身に染みて、 よほどじゃないとCD買ってもしょうがないよ、位に思ってた。 若い頃は日本のビジュアル系バンド聴きまくり、der Zibetの LIVEの常連にまでなってたが、そう言うのは若い時で終わり、 そう言う風にも思っていた。 『徒然モノクローム』の、一度聴いたら妙に頭に残る曲調に 一発で「これ、好きだ~」となり、CD買おう、と色々とネットで 検索していて、Vo.&G.を担当していた志村正彦がすでに 亡き人だ、と言うのを知ってしまった。 29歳、若すぎる、死因が「不詳」って…と不謹慎ながら 興味が否応なく加速し、わずか数時間ですっかりフジファブ 中毒症状を発症してしまった… 知った時に、それらのものを生み出していた人がすでに この世にないことなど、何度も経験している。 高校時代に詩人ランボォに傾倒していた時は、今この世に 生きていたら、一体何を成していたんだろう…なんて考えて 夢中になりまくっていた。 すでに亡き人の逸話などを知ると、余計に…

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希望と絶望が同居して聴こえるACIDMAN「ALMA」。

CDTVをつけてて偶然耳にして、単純に「なんだこのイイ曲は」と 思ったのがACIDMANの「ALMA」。 ASIDMANをちゃんと聴くのは初めてである。 イントロでもう、ダメである…かなり好きである。 すぐ、PVを見に行った。 楽曲の世界を見事に表現した一作だった。 突きぬける空、果てしなく広がる白い大地。 ああ~、何故か映「バタフライ・キス」を見た後に感じた、 絶望的な救われなさの中にある、ほんの一点ほどの希望の光、 そんな感覚を思い出してしまった。 誰に宛てるでもない、でも「ぼくら」の物語を歌った歌詞。 何故だか分からないが、歌詞が涙を誘っている訳でもないのだが、 胸が詰まり、何故だか涙が流れてしまう、泣きたくなってしまう、 そんな曲だった。 他の曲も聴きこんでみたい、と思える、久々の音発見♪ ALMAEMIミュージックジャパン 2010-09-22 ACIDMAN ユーザレビュー:僕は好きですよ。印象 ...うーん…ちょっとガッ ...だけじゃないのがAC ...Amazonアソシエイト by

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一聴で忘れられなくなる、世界の終りの「幻の命」。

偶然つけたテレビに写っていたのが「世界の終り」と言う、 何ともナルシスティックで廃頽的な名前のバンドだった。 独特な少年ヴォイスと上下白の服。 歌詞と共に、精神病棟を想起させる、と思ったら、 なんでも、Vo.の彼が、過去に精神病(パニック障害)を患っていたとか。 そして、この少年ヴォイスが、一度聴いたら忘れられない… まず、野島伸司・脚本の「高校教師」の主題歌だった森田童子が 唐突に浮かんできた… 恐らく、まるで今まさに命を失おうとしている人間の呟きの様な音楽が シンクロしたのかもしれない。 そして、数年前に凝って聴いていた詩人の血も思い出した。 音に、彼らの音楽を思い出させるものがあるのかも… 白い病院で死んだ幻の命に ⇒この一文で、もう、世界観がぐんと胸に迫ってくる。 幻に夢で逢えたら それは幻じゃない ⇒幻覚をリアルだと生きている人も少なくはないだろう。  また、現実に幻滅して、頭の中の幻想・妄想を糧に生きている人も多いだろう。  私のその内の一人だ。  現実の自分の想像は巡らさなくなった。  ずっと、自分が男で生まれてきていたなら…と想像していれば、  現実の性を無視していられるし。  頭の中の妄想は、絶対に誰にも見られる心配もないし。 僕達の子供は 「もうこの世界にはいない」のに 何で何も感じないんだろう ⇒この世界にいないと言うのは端的に死んだと言う事ではなく、  現実世界に戻って来れない、って事なのかもしれないなぁ…

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やっぱり菅野よう子。

手嶌葵に楽曲提供したのかな、これ。 菅野よう子×手嶌葵の「because」。 「マクロスF」、見ないもんで、最近菅野作品に触れてないな、と 思っていたら…この2人が合わない筈はない(笑) これ、iTunes Store限定配信だけなのかな、今のところ。 運よく聴けて… もう、第一音から、閉じた目の瞼の裏に、どこまでも青い、 青空の光景が広がる。 この解放感は、凄いとしか言いようがない。 菅野よう子の音楽は、歌詞ではなく、音だけでそれを感じさせて しまう所が凄い。 ↓こっちも、菅野作品を堪能できる意味で、素晴らしい。 また、暫く菅野漬けの日々になりそう…♪ 坂本真綾 15周年記念ベストアルバム everywhere(初回限定盤)(DVD付)JVCエンタテインメント・ネットワークス 2010-03-31 坂本真綾 ユーザレビュー:吐息で身震いするボー ...真綾ちゃん!!ベスト ...発売から一週間。聞き ...Amazonアソシエイト by

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レコードをどうするか⑪BUCK-TICK

若かりし頃、LIVEを見に行ったのはDER ZIBTとBUCK-TICK。 レコードからCDへと移りゆく時に、この2バンドを聴いてたな、 と、レコードの在庫を見て思い出す。 確か、B-Tのデビューアルバムではなかったか。 確か、こっちを先に買った筈… BUCK-TICKはその特異なとさか頭の、卓越したビジュアル性を 主にフューチャーされて取り上げられていた記憶がある。 その「外面」に惑わされるか、と、抵抗した記憶がある(笑) なんせ、DER ZIBETの音楽性とISSAYさんの内面世界を 神聖視するくらいに好きだったもんで、見た目に惑わされるのは 自分の信条とは真逆の行為に思えたからだ。 それも、この「SEVENTH HEAVEN」のあっちゃんのド・アップを 見るまでの、儚い抵抗だったように記憶している。 なんつー、完成された美貌だろうか。 メイクしないでも美しい造形が手に取るように解る。 B-Tは、あれよあれよと言う間に人気が出て、 普段、ROCK系の音楽を聴かない人間でも、B-Tの曲を知ってたくらいで。 Mステに初めて出演すると言う日に、いきなり「残業」を言いつけられ、 (忘れもしない、新入社員の一年目だよ) ビデオ録画していたものの、朝からずっと楽しみにしていたので、 絶対帰るんだ、と言うとんでもない情熱で、嘘泣きして、 課長を泣き落としで納得させて家路に急いだもんだ… (自分でも認めるが、新入社員の一年間は、とんでも社会人だっ…

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レコードをどうするか⑩幻のサントラ「吸血鬼ハンターD」

CDが出てれば今でも手に入れたい「吸血鬼ハンターD」のサントラ。 小室哲哉の作曲で、それはもう、もう凄くカッコ良かったのだが、 残念ながら、本編アニメをみて一番聴きたかった曲が 収録されてなかった記憶がある。 天野嘉孝氏の、この美しいDのジャケット。 これも再現されてるのであれば、CD買いたいなぁ。 アニメ本編も今はもう見ること叶わない。 なんせ、これが「アニメだいすき!」で放映された時、 betaのデッキを使用していたのだ…再生出来ん!! テクノロジーの進歩もいいけど、こう言う再生できない映像を 手放す勿体なさ感よ… それを、ネット上の膨大なデータの海から探し出すのも醍醐味なんだが、 時間があっと言う間になくなって行くし、こんな事は、 独身で未だ両親と同居で家事一切をしなくていい、 パラサイト・シングルの身であるから出来ることであって(笑) 塩沢兼人さんのDが…もう、その声と立ち居振る舞いだけで どんだけ美しかった事か。 それに添えられる音楽の素晴らしかった事か。 吸血鬼ハンターD ― オリジナル・サウンドトラックエピックレコードジャパン 1986-01-22 サントラ ユーザレビュー:作者の方も褒めていた ...小室哲哉さんの音楽が ...Amazonアソシエイト by

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レコードをどうするか⑨美形好き「THE THREE O'CLOCK」

ネオアコースティック系の音、と言うのは記憶しているが、 音楽自体はあんまり覚えてない… と言うのも、恐らく知ったきっかけが、音楽雑誌に載っていた 写真の一枚で「美形発見!!」と言う不純な動機で手を出したからだろう(笑) レコード店でも殆ど並んでなかったので、確かこのミニアルバムを 買ったんだと思うが、このジャケの写真の…Vo.くんの可愛さよ… これですよ、これ。 なんなんだ、この可愛さは…と、眺め倒した次第で(笑) さらさらの髪に大きなお目目、おまけにちょっと内また気味のポーズ。 今なら「何、この受けくさい子は…」と思っていただろうけど、 その頃はそんな単語はなかったからなぁ。

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レコードをどうするか⑧今も聴きたいパッション・パペッツ

主にブリティッシュロックに傾倒していた10代。 ビルボードチャートにランクインするメジャーな音楽も好きだったが、 FMラジオを聴いて、コアな音を探すのにも懸命だった。 洋楽が好き、と言う事が、メジャーなポピュラー音楽が好き、 と言うのとは一線を持ちたい、と、小生意気な傲慢さで思っていたので、 自分しか知らない音楽を見つける、耳を肥やす、と言う事にも 躍起になっていた気がする。 全米チャートはあくまでも一般向けで、ブリティッシュロックの中で 人気が出始めている音楽、と言うのを探したい、と言う欲求が凄かった。 逆に、こんなに良い音楽なのに、なんで人気出ないかな、とも思った。 パッションパペッツはそんなグループである。 しかし彼らはイギリスではなくアメリカ出身だったのだが、 音を聴く限り、非常にブリティッシュロック系に聞えたのだ。 彼らのデビューアルバムを即効買った。 買った時に何曲かをラジオで聴いていたので、絶対当たる、 と言う自信があったのを覚えており、もうレコードプレーヤーも テープデッキもないので聴くこと叶わないが、 覚えているのである、アルバムの中の数曲を。 1,2,4,5,7曲は、今でも頭の中で再生可能なのだ。 それだけ聴いてたと言う事なんだろう。 だからCDになってて欲しいが、無いようなのだ…残念。 PVも一回見たきりで、動いて演奏している彼らを目にした記憶が無いし、 音楽雑誌にもあんまり取り上げられなかったので、手元に 何も残…

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レコードをどうするか⑦美形好き「カルチャーかデッドか」

かつてのビジュアル系の方が、現在、ゴシップネタで 面白半分に取り上げられているのを見かける事がある。 CULTURE CLUBは、正にビジュアル系で一世を風靡した、 代表的なグループであり、ボーイ・ジョージの白人離れした 歌唱力と音楽性、度肝を抜くビジュアル性で、 怖いもの見たさを通り越して、みんなが夢中になった。 高校生で一番聴いた音楽がカルチャークラブだ。 ボーイ・ジョージの性別を超えたルックスは、真似するに値したし、 実際、穴あき出袋とか、髪型とか真似したなぁ。 デビューアルバムのこの表紙も、どんだけ見つめ倒した事か。 大ヒット曲の「君は完璧さ」を、歌えるまで聴いたもんだ。 今も歌詞カードが手元にあれば歌える自信あり(笑) ボーイ・ジョージがゲイなのかどうか、大いに騒がれ、 ロック雑誌ののってる漫画でも、今で言う所の同人誌のノリで、 その頃主流のミュージシャンが絡まって描かれ、 まあ、普通にゲイだろうな、と思っていたら… 男を買春して捕まっちゃったよね、彼。 美しく若く人気も絶大だった頃は、買わなくても寄って来ただろうに、 いい男も女も。 年を取って落ちていくかつてのスターとはこういう事なのか、と、 警察署前で泣き崩れる雑誌の載ってた写真を見ながら 何とも言えず哀しいような切ない気分になってしまった。 美しさは一過性のものなんだな、限界があるから美しいんだな、 と、しみじみと考えさせられる。 若い頃は、全てに終わりがある、な…

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レコードをどうするか⑥美形好き「ビジュアル系」

顔にメイクをほどこした男性ミュージシャンに 何とも言えない退廃的なものを感じて、 音楽性云々抜きにして聴いていた時期があった。 何と言うか、「下町出身の下世話な美しさ」とでも言うのか。 女装ではなく、男の恰好のままメイクだけはしっかりと、 まるで舞台の上で演じる俳優の様に施した、 そう言うビジュアル系の音楽にどうしようもなく惹かれた時期があった。   ①ADAM AND THE ANTS アダム・アントはその後ソロになっていた。 海賊の様な衣装にこのメイク、モロ舞台で演劇を演じるようにしか 見えないし、どちらかと言うと、音楽よりは見た目に比重が置かれている。 今思うと、ヴォーカルのアダム・アントに合わせて、 メンバーもメイクして派手な衣装を着て、と言う、 一個の個性に引きずられまくりな感じが このジャケット写真からも伝わってくるではないか… メイク系のビジュアルバンドって、見た目と音楽性がイコールではない、 と言うパターンの方が多かった気がする。 また、メイクを取ったら「???」と言う人もいないでもなかった。 今の日本のバンドも「え?美形じゃないのにメイクして ビジュアル系のジャンルに入ってんの?!」と言う人たちを 目にしないでもない…誰とは言わないが。 ②VISAGE 実は殆ど音楽がどんなだったか記憶にない… アダム・アントが音も下世話な明るい感じのPOPだったと言う記憶はあるが、 多分、テクノハウスっぽかったような… …

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レコードをどうするか⑤美形好き「アズテックカメラ」

洋楽しか聴かなかった10代後半、音もさることながら そのビジュアルにも重点要素を置いていたので、 美形漁りに余念がなかった。 アズテックカメラのロディ・フレイムの、今で言う所の 草食系、文化系男子然とした美しさにノックアウト。 レコードは殆ど手に入らず、もっぱらFMラジオでテープに録音して 聴いていたミュージシャンの一人。 手元にある一枚の、裏表紙の写真がまた… このショットがじっくり舐めるように見たくて中古で買ったもの。 細身のスーツにギターケースを持って街角で立ち話、ってだけの ショットなんだけども、一瞬の一枚に魅入られる事が多かった 美形好きのあの頃(笑) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BA%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9 アズテックカメラ自体についてはここを読み直した。 彼らに影響を受けたフリッパーズギターも懐かしいわ…

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レコードをどうするか④詩人ランボォ

高校生の頃、アイドルを愛でるように私の心を捕らえて 離さなかったのは、早熟の天才詩人アルチュール・ランボォだった。 中学卒業を期に、アニメ好きから卒業して、 すっかり文学少女気取りで、おもに純文学や詩を読んでいた。 高校入学時には上から何番目の成績だったのが、 文学に目覚め「作家になるんだ!!」と、若い世間知らずの頭で 思い込んでいたので、全く勉強はせず、ひたすら古本屋を回り、 文学と言うものに憑りつかれていた。 コバルト文庫なんかを読んでいる、クラスの大人しい女の子グループを バカにし、色気付き始めた軟派派をバカにし、とにかく、 自分以外に人間をバカにしまくっていた。 「本も読まんのか」と… 高慢で無知で視野が狭く偏屈で、どうしようもなかったな、と 今でも思うが、あの時期、周囲と同調できない自分と闘った事で 現在の自分のアイデンティティーが揺るぎなくある、とも思う。 周囲がミュージシャンやアイドルや俳優にうつつを抜かす中、 私のアイドルは詩人ランボォだったのだ。 授業中、ランボォの似顔絵を描いたり、思わず名前を走り書きして しまったり、正にランボォに叶わぬ恋心を抱いていた。 ファンタン・ラトゥールのランボォの肖像画に見惚れ、 とにかく、ランボォを名の付くものを狂おしいほどに求めていた。 左から2番目のランボォの、年上の知識人に囲まれながらの この生意気な頬杖ポーズに悩殺された。 勿論、彼の詩集も舐めるように読んだが、感覚が天才すぎて、…

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レコードをどうするか③デル・ジベット

Twitterで80年代、日本のビジュアル系ROCK好きの方と お話して、ついつい懐かしくなり、CDを引っ張り出してきたのが der Zibetだ。 何回LIVEに行った事だろうか… 二十歳くらいの頃から、仕事の休みが取れれば、 神戸チキンジョージのLIVEには必ず行っていた。 その頃は、ハウス内も、お客さんがステージ前に 3列ほどの人の量しかなかった。 神戸の次は大阪と言う事で、バナナハウスのLIVEにも 必ず行くようになった。 LIVE後は、大阪の街でカクテルあおってオールナイトで飲んで、 始発で家に帰り、寝ないで仕事に行っていた。 毎回、LIVEの為にジュニア・ゴルチエで服を買って、 新調した格好で出掛けるのが何よりのたのしみだったなぁ。 LIVEのレーザーディスクも持ってたんだなぁ。 デッキないので封印された映像と言う訳だ。 人生で、「頭が真っ白になる」を経験したのもデルジのLIVEだった。 前列の3列目くらいで踊り狂っていた私の頭を、 客席に乗り出したISSAYさんが撫でてくれた瞬間。 あの感覚は未だ味わった事がない。 HOMO DEMENSコロムビアミュージックエンタテインメント 2009-08-24 Der Zibet Amazonアソシエイト by

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レコードをどうするか…その②ポール・ハンプシャー

とにかくメンクイで、「美少年」が大好物だったあの頃(笑) 日本で爆発的な人気を博していたイギリスのアイドル・バンド「パナッシュ」の Vo.&Key担当のポール・ハンプシャー。 美少年好きでありながら、私はリアルタイムで彼らを知らず、 JUNE好きから入って、ペンパルに教えて貰って 後追いで彼らのレコードを集めまくった。 もう、とっくに旬も過ぎ、中古レコードを探すのも大変だろうな、 と言う時期に、それこそ必至で探して歩いた。 中古レコードセールがあると聞きつけば出掛け、 神戸・大阪まで足をのばして捜し歩いた。 見つかるまで探す事が喜びだった。 体力も気力も持ち合わせていたからなぁ、若さで。 そして諦めない・絶対見つかる、と言う、訳の無い根拠も 持ち合わせていたからなぁ。 曲調は…まあ、実はどうでも良かった。 軽薄だったし、アイドルちっくで、音楽性は乏しかったと思う。 ポールの声が聴きたくて聴いてたようなもんで、 THE CUREを崇拝していた私にとっては陳腐だったのだが…見よ。 この、妖艶さ…少女にしか見えない。 メイクなしで考えても、女性的で美しいのである。 メインVo.でないにも関わらず、ジャケ帯に単独で写真が載る、 そう言う存在だったのだよ、ポール・ハンプシャーは… 後追いだったんで、情報源がすでになく、ペンパルに当時の 話を根掘り葉掘り聞いたもんだった… ポールが「素足を見られるのが何より嫌」と言ってた、とか。 …

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大石昌良はイイ♪傑作アルバム「G.D.アトラクション」。

試聴などもして確信してたが、久々にアルバム丸ごと 作品としてのクオリティが高いと言うか、質が高いと言うか、 好みの音がいっぱい詰まってたアルバム、 大石昌良の「G.D.アトラクション」。 「幻想アンダーグラウンド」を、あの時テレビでちらっと 聴かなかったら、一生出会わなかったかもしれない。 思えばBase Ball Bearも、たまたま見たPV番組で目にした 「祭りのあと」を聴かなかったら、その後、アニメの主題歌で 耳にはしただろうけど、CD買おうとは思わなかったかも。 そう言う、衝撃を受ける一曲、と言うのが沢山入ってると アルバムも買い応えがあるのだが、そうじゃない場合が 多くなって、めっきりCD買わなくなったんだが… 曲自体がまるで映画の様に物語的。 まるで一曲一曲で小説の世界を覗いているような… 声は、甘いようで、それでいて力強く響き、 声だけで「男性ヴォーカルの魅力」と言うものが表現されており、 時には色っぽく響く… レトロな雰囲気を纏いつつ、現代的でモダン。 スガシカオの「SMILE」と言うアルバムと出会った時の 衝撃に非常に似ている気がする、個人的に。 スガシカオはこのアルバム以降、追い駆けたのだが、 どんどんファンキーになって行き、ちょっと気持ちが離れている。 歌詞の中の、病的で後ろ暗く、自虐的でさえある世界観が どんどん薄れている気がするんだなぁ。 自分の弱さをこんなに赤裸々に歌にすると、自己嫌悪に 陥らないのか、この人…

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「シャンバラを征く者」のOPがとにかく好きだ…

20代の頃はビジュアル系のバンドが大好きだったのだが、 GLAYなんかが出てきて、思いっきりヒットを飛ばす頃に、 ビジュアル系って、バンドって、こういうのじゃないだろう、と 斜めに構えるようになってから、苦手になってしまった… メジャーすぎて「わたくしだけが知っている音楽」では なくなってしまったからだ、バンド音楽が。 だからって事でもなかろうが、L’Arc~en~Cielは特に 苦手だったのだ…理由は特に思い当たらない。 ただ、あんまりhydeの声は好きじゃない…それはあった。 なんか、高音程を首に筋立てながら歌ってるのが、 すんなり聴けないのだ、無理感が耳について。 元々、高音程の男性ヴォーカルが苦手だし それが激変したのが「鋼の錬金術師」の劇場版 「シャンバラを征く者」のOP曲「Link」を聴いた時だ。 OP映像との擦り込み効果で、なんか耳について離れなくなってきて。 この映像である… とにかく、ポケットに両手を突っ込んで胸を反らして 偉そうに立つマスタングが…たまらんっ この立ち姿に正にリンクして、ハマってしまった… 年末だったが、偶然見たラルクのパリ公演の映像も、 たまたま「Link」から見たのが運命的だったし。 首に筋立てて無理して歌ってる感は皆無だった。 実は美形好きの私が何故にhydeにハマらんのか不思議なんだが、 以前何か…

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気になる気になる大石昌良!!

深夜の音楽番組で何気なく耳にしてから、 気になって仕方ない、大石昌良と言うシンガーソングライター。 最近聴いてる音楽、やっぱり菅野よう子ばっかしで、 よくよく考えると、BAND系音楽が大好きだった20代の頃は 女性ヴォーカルの歌はあんまり聴きたくなかったんだが、 最近は椎名林檎や宇多田ヒカルを聴くと、 女性の感性も馬鹿に出来ないぞ、男ども、と思う。 ROCKは男のもの、なんて未だにロッカーらしい服装で 音楽やってるBAND系を見ると、すくずく思う。 どっちかと言うと、やはり女性の方が大人なんだな、 ジャンルに対する柔軟性とかアーティストとしてのキャラの出し方とか。 柔軟性、と言うのは女性の持ち味の最たるものだな。 数年前、スガシカオのアルバム「SMILE」を聴いた時、 久々に捨てるとこのないアルバムに出会ったな、 と夢中になったもんだが、そう言う予感がするのだ、 大石昌良と言う人物。 G.D.アトラクション(初回限定盤)(DVD付)ビクターエンタテインメント 2009-11-18 大石昌良 Amazonアソシエイト by ウェブリブログ 今、視聴しているんだが、ほぼ全曲当たりの様な予感。 「スコットランドヤード」とか(ミステリ・ファン?)、 「スナフキンの回転木馬」とか(ムーミン・ファン?)、 文系の匂いがするのだ… 幻想アンダーグラウンドHappy Music Records 2009-10-21 大石昌良 Amazonアソシエイト by…

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美少年と見まごう美形だった川村カオリさん…

著名な人が亡くなると、当たり前だけど、 人間っていつかは死ぬんだな、と気付く。 それはどんな人にも訪れることで、例外はないと再確認する。 有名な人も凡人も、死の前では平等なんだぁ。 マイケル・ジャクソンの続き、「知っている人」「気にしている人」が 立て続けに亡くなっているような気がする。 川村カオリは、デビュー時の衝撃を今も記憶している。 「美少年と見まごう女の子」 生粋の美形好きで、ビジュアル系バンドにハマりまくっていた私は、 何度も、「男の子だったらいいのに…」と思ったものだ。 同性に対しても、好みの顔ってあると思うが、 川村カオリの顔は 「生まれ変われるものなら彼女の様な顔に生まれたい」 と憧れて止まない、ドンピシャのルックスだった。 あまりに好みなので、嫉妬心が湧いたくらいだ。 頭の中で想像する絶世の美形がこの世に存在できるんだ、 という事へのつまらないジェラシーだった。 ロシア人の血が流れる、和顔とは程遠い整った顔立ちと、 あんなに美人なのに、「女」「女」する見せ方をせず、 ショートカットが似合う様は、今も昔もいわゆる腐女子なので、 心の底から「男の子だったら…」と何度も何度も思ったものだ。 そのつまらんジェラシーに目を瞑って、CDを買った。 音楽性やヴォーカルの声質は、その顔立ちとは違い 私の勝手な趣味とは離れていたので、 いつの間にか気にしなくなってしまった。 バンド・ブームも終息していったし。 「ZOO」「神様が降りて…

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80年代世代として、お悔やみを…

マイケル・ジャクソンが亡くなったニュースを、 何とも言えない気持ちで聞いた。 何となく、誤報の様な気もした。 最近は奇行と言うか、ゴシップまみれで、 一体マイケル・ジャクソンはどうなりたいのかなぁ、なんて 80年代に洋楽どっぷりだった世代としては、 なんだかなぁ、と言う気分でマイケルのニュースを聞いていた。 幼児虐待疑惑の裁判で無罪を勝ち取った彼だが、 無罪と言えど、ケチがついた感じは拭えなかった。 テレビ番組で彼の追悼と銘打って、過去の世界的ヒット曲の プロモーションビデオが流れると、その殆どが「知ってる」と言う 感覚に陥って、改めて楽曲を聴き直してみたい、と思った。 彼の様に世界的なスーパースターと言う存在の孤独、 と言うものを口にするコメンテーターが多かったが、 何を知ったかぶりをして、なんて思いつつ、 「ああ、そう言うの分かるよ~」と同意して、同情して、 おんなじ気持ちになった事あるよ、と言ってくれる人が 世界中に一人もいなかったんだな、とタレントだか誰だかが 言ったのをじっくり噛みしめると、それは凄い孤独感だなぁ、 と、漸く「たった一人の存在」と呼ばれる人の、 底の知れない孤独を初めて理解できた気がした。 有名人の孤独な死や不可解な死は絶えない。 「有名人だけに孤独だったんだよね」 といつも言われるが、それは誰とも共有できない孤独。 生粋の孤独なんだなぁ。 「ダークナイト」を撮影して、純粋な悪のジョージカーと言う フィクショ…

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椎名林檎の切なさ「ありあまる富」。

新作が出る度に「必ず聴かなければ…」と言う気になる ミュージシャンはめっきり少なくなった。 音楽を聴かなくなったわけではない。 ウォークマンで毎日の様に音楽を聴いている。 会社の休み時間も、狭い喫煙室で他人の喋る声が 煩くて読書に集中できないので、ずっとウォークマンをしている。 気の合う仲間が入ってきたらウォークマンを外す。 しかし、聴く時の集中力は絶対的に落ちている。 まるで音楽はBGMの様に…暇つぶしの様に… ながら作業のついでの産物の様に。 20代の頃、好きなバンドの大阪・神戸のライブに欠かさず行ってた時に、 その時に抱いていた音楽に対する情熱は確かに衰えている。 恐らく、他に楽しみの選択肢が広がったに過ぎなくて、 今も音楽は好きで聴いているつもりだ。 ジャンルにこだわらなくなった代わりに、音楽を聴くスタンスが 軽くなったとでも言うべきか。 一曲を大事に聴くことがなくなってきた。 誰のものでも聴く用意はあるけれど、思い入れは少ない。 そんな中、「ここでキスして」でデビューした椎名林檎は 特別なミュージシャンだ。 東京事変の「教育」以降、少し離れた感じはあったのだが、 ドラマの主題歌にもなった最新シングル「ありあまる富」で、 やっぱり好きだなぁ、と改めて感じた。 デビュー・アルバム「無罪モラトリアム」を聴いた時は、 10代の頃からROCKに傾倒した尖がった処女時代を送った、 いわゆるROCK少女が早熟な才能を発揮したタイプなんだろう…

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怖気が立つ、菅野よう子の楽曲♪

すでに「攻殻機動隊S.A.C.」と「カウボーイビバップ」のサントラの 主だった曲はウォークマンに入っているのだが、 スペース バイオチャージ Space Bio Charge / YOKO KANNO SEATBELTSから やっぱり何曲か放り込んで、連続で聴いている。 何回聴いても飽きない。 この、飽きないと言うのは凄いことである。 どんなに好きな曲も、ある程度聴きこんでしまうと、 「慣れ」てしまって、初めてその曲を聴いた時の感動は聴く度に薄れ、 やがて「忘れ去られた曲」になってしまう。 そうして、ウォークマンのライブラリーから削除し、 新しい曲を入れて行って容量を確保するのだが、 菅野作品は消そうと言う気さえ起らない。 この、音楽が消耗品の様に消化される世の中で。 数日、聴かない日もあるが、やがて菅野サウンドへ戻って行く。 何十回聴いたか分からないその曲が、また再び 新鮮味を増して耳に入ってくる。 安心感が大きいのではなく、再び聴いても、 やっぱり好きだな~、と再確認し、なんだか嬉しくなる。 この曲を知っている自分が嬉しいのだ。 DISC:2の4曲目。 be human/Scott Matthew (攻殻機動隊 S.A.C. be human) 心の隙間に染みいるような感じがする。 何度も聴いているその曲が、また新しく自分の中に入ってくる。 DISC:2の5曲目。 GET9/jill max (攻殻機動隊S.A.…

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天才・菅野よう子♪

BS熱中夜話でアニメソング特集をやっており、 菅野よう子が大々的の取り上げられていた。 なんでこんなに菅野よう子の楽曲は耳に残るのか、 使われているアニメ事態に思い入れが深いので そうなのか、と思っていたが、「CMようこ」を聴いても やっぱり好きだな~、と思うのだ。 菅野よう子の音楽は変遷し、進化しているらしい。 番組で同じくアニメソング作曲家の先生が 菅野よう子の三つの時代を銘打ち解説していたのが印象深い。 ①センスの時代  代表曲:約束はいらない/坂本真綾 (天空のエスカフローネ OPテーマ) ②菅野流サウンドの時代  代表曲:Tank!/SEATBELTS (COWBOY BEBOP Tank! THE! BEST!) ③洗練された下世話な時代  代表曲: Genesis of Aquarion/AKINO   (創聖のアクエリオン) 正直、一番好きなのは進化の過程で現在がそうである③より ②の菅野流サウンドの時代が一番好きだ。 ここでの菅野サウンドに惚れたせいもあるが。 しかし「CMようこ」を聴いていて思うのは、 この人の引出しの広さ。 深さとは言わない。 番組でも言っていたが、本人はあんまり音楽を聴かないらしい。 聴かなくても多岐に渡るジャンルの楽曲を作曲できるのは 恐らくこの人は物事(音楽)の本質を捉える天才的な 耳の持ち主なんだろう。 少し齧れば全体像を感覚で読み取る力が素晴らしいんではないだろうか。 菅野よう子、…

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桜満開。

悠長に花見をする習慣はないけれど、 さくらパイって言うお菓子が上手い。 一度、派遣さんに貰って、あまりにも美味かったので リクエストしてまた貰ってしまった イタリアントマトって喫茶で売ってるらしい。 さくらの、何とも言えないほんのり感がいい。 春は出会いと別れの季節とも言うけど、 約5年、店がオープンする当初からの直属上司が転勤。 飲み会では、食い負けるので飲み倒す(笑) 最近はカシス系カクテル一本やり。 しかし、居酒屋のカクテルのアルコール度数って 一体幾らなんだか、ちっとも酔いやしない… お見送りしてくれた去年の新入社員の車の中では 沢田研二が流れていた…シュールだ(笑) 一発でジュリーと解った私にビックリしとったが、 「ヤマトよ、永遠に」がアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の 劇場版主題歌とは知らんかったらしい。 「ヤマトって、そのヤマトだったんですか~」と感心していたが じゃ、なんのヤマトだと思ってたんだろうかなぁ。 沢田研二 A面コレクションUSMジャパン 2009-03-04 沢田研二 ユーザレビュー:音質はよくありません ...すでに持っていた19 ...やっぱり、発売。です ...Amazonアソシエイト by ウェブリブログ ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック! ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック! …

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CMでも菅野節「CMようこ」♪

ウォークマンの再生記録がHP上にアップされるのだが、 ダントツ一位のアーティストはぶっちぎりの菅野よう子。 「攻殻機動隊S.A.C.」と「カウボーイビバップ」のサントラを 聞き倒す回数と考えると、 自分がここまで執着しているのが怖いくらいだ シンガーソングライターやバンド、いわゆるミュージシャンとは違い、 彼女の音楽がジャンルを縦横無尽に渡り、しかも どこかで「菅野節」と言うものが感じられるからだと思っている。 とうとう「CMようこ」買っちゃった どこかで耳にしたことのある、あのCM曲が菅野よう子だったとは… と言う驚きと、やっぱり菅野よう子だよなぁ、と言う、 そう言うアルバムだった。 これだけ詰まっていて2100円は安い!! 1 彼100%トレビアン ('04 明治製菓 キシリッシュTV-CMソング) : 2 Lion Man ('98 トヨタ ハリアー TV-CMソング) : 3 電線にタコが絡まっちゃったらどうするの? ('00 東京電力 TV-CMソング) : 4 Silent Star ('06 シャープ携帯電話「静かな光」篇 TV-CMソング) : 5 Seeds of Life ('04 コスモ石油 TV-CMソング) : 6 walk travel along ('06トンボ鉛筆 TV-CMソング) : 7 Exaelitus …

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