『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年10月14日 :re 145話「タイトル」

昨日発売の:re 13巻を読んだ後、ヤンジャン本誌を熟読。
(本誌を読んでない場合はネタバレ有りになる)

145話のタイトルは「タイトル」
『東京喰種トーキョーグール :re』の文字の所々が欠けており
(作者の名前の一部も欠けている)
タイトルに注目せよ、と言う意味でこの話のタイトルが「タイトル」
なのではないだろうか、と言う気がする。
『:re』と言う物語が欠損して行く様を表しているのかも。
145話だけを読むと、暴走したカネキ赫子で東京壊滅、
と言う絵面しか思い浮かばない部分を加速させるものでもあるが、
だからと言ってディストピアな世界だけでこの作品が終わるとは思えない。
145話に限定された表現ではあるが、意味がない訳ではない。

考えずにはいられなくなる145話だが、昨日から一日経って熟読すると
雨が降っている描写のコマは「現在」で、それ以外の部分は「未来」
描いているのかもしれない、と言う気がして来た。

最初の1ページ目の人物のコマ。
①枕一つしかないベッドで寝ている大人の男と、6~8歳くらいの男の子
 →何も考えずに見ると「父子」に見えるが、
  「未来」のコマとすると、成人男性の方がアヤトで、子供の方は
  トーカとカネキの子供なんじゃないだろうか。
②スケアクロウ
 →この場(東京の街中)にスケアクロウがいる、138話で瓜江に助けを
  求めたスケアクロウの中身はすり替わっていると考えると、
  カネキが来る方へ、中身ヒデのスケアクロウが来ていると思っていたが、
  スケアクロウの「中身は受け継がれる」と言う意味じゃないだろうか。
     ※後述
③空き地で猫と戯れている女の子
 →こちらも雨が降っていない。
  「未来」と考えると、亜門とアキラの子供じゃないだろうか。
  アキラはマリスステラと言う名の猫を飼っていた。
  その子供が猫好きであっても何ら不思議ではない。

未来はこうなっている、と言う事を見せている1ページ目なのかもしれない。
:reの次の物語が描かれると言う約束の1ページと考えたい。

この辺りでamazarashi『光、再考』が流れてくるといい…

何故、『東京』喰種なのか。
喰種と言う生物が生きる為に必要な条件が揃っているからだろう。
①人に紛れやすい
②食料を調達しやすい
 →人が多いだけに、ヒト一人消えても事件になりにくい、もしくは
  消えた事にさえ気付かれない獲物が探せる可能性が高い
③喰種として「ヒトを食って生きる」事に抵抗が少なく、餌に有りつける
 可能性が高くなれば、自ずとその場所に集まるのが当然と考えると、
 ヒトにとってだけではなく喰種の世界の中でも「能動的」「好戦的」な
 考え方の者が集まって来るのが「東京」

田舎と都会では、人里に下りてくる熊に対する危機感・恐怖心・現実味が
全く異なると言う温度差に似ている。

作品の中に描かれる「リゼ」や「アオギリ」や「梟」や「エト」や「黒山羊」など、
喰種の存在を主張するものは徹底的に排除しようとするのは
脅威だからではなく、実は自然界の流れとして細々としたものではあるが
人間と喰種の「共生関係」があり、それこそを排除しようとするのが
和修一族の真の狙いなのではないか。
共生を認めないと言うのが根底にあるのではないかと勘繰りたくなる。
目障りだから消したいと言う単純な目的意識も無論あるだろうが。

もし、人口密度の低い田舎で人一人消えれば大事件になる。
絶対数が低いからだ。
だが逆に、山へ山菜取りに出かけた人が戻らない場合、山中で
遭難した可能性が高い、と言う結論がまず出されるだろう。
遺体が探し出せなくても、そう言う事でケリが着けられる。
山中に喰種が潜んでいて、単独で山に入って来る人間を狙って
捕食していたとしても「気付かれない」可能性の方が高くなる。
山を渡り歩けば?
自殺名所を渡り歩けば?
それくらい、ひっそりと生きている喰種は、そうやってずっと
生きて来ただろう。
個体認識されない限り駆除はされない。

現在の街中の描写に入ると、amazarashi『つじつま合わせに
生まれた僕ら』
が聴きたくなる。

雨が降っている描写の部分が現在。
1ページ一コマ目は雨が降っている。
二コマ目は不明、恐らく、自転車を外に置いている部屋の住人が
ベッドで寝ている男性と男の子の部屋なんじゃないだろうか。
カーテンを開けたまま寝ているが、窓に雨の様子は見えない。
硝子の描写の線なのか、雨なのかは判別しにくいので断定は不可能。
スケアクロウの背景は、人物にフォーカスが当たった場合、
街中の灯りがこの様に写ってしまうと言う感じもする。
雨が降っているかは不明。
空き地の女の子のコマには雨は降っていない。

13巻時点で、スケアクロウの中身がヒデである、と
断定できたわけではない。
「永近ヒデヨシ」と名乗ったが、顔は出していない。
1ページ目のスケアクロウが「未来」のスケアクロウと考える事も出来る。
そうなると、この中身は「カネキ」なんじゃなかろうか。

映画『GONIN』で、椎名桔平が演じたパンチドランカーが、
恋人を殺された復讐に現れた際、恋人の頭皮を「鬘」の様に被り、
恋人のワンピースを着て現れた場面があった。
海外ドラマの『CSI 科学捜査官』でも、B級ホラー映画主演女優の
殺人事件で、この女優を心から愛していた元従業員の男性が
女優の使っていた衣装を着て、撮影所オーナーに斧で復讐をする
場面があった。

愛する人を失った時、その人の使っていたものを身に着ける
その人の肉体を自分の中に取り込む(食べてしまうなど)、
と言う心理をどう分析するのか分からないが、無差別殺戮兵器と
成り果てた後、もしカネキが自我を取り戻したとしたら、
どうやったとしても「顔を隠す」しか生きる道はなかろう。

最後のページ、膨張した赫子に因る大きな目玉に見えるが、
拡大する様にめん玉ひん剥いて見ていると、目玉の中心、
瞳孔に当たる部分に、打ちひしがれ、地面に手を着きひれ伏している
人影に見えてくる。
カネキの本体なのではないか?

ラストページの前、竜状の化け物が泣いている様に見えないか?
涙している様に。

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