一聴で忘れられなくなる、世界の終りの「幻の命」。

偶然つけたテレビに写っていたのが「世界の終り」と言う、
何ともナルシスティックで廃頽的な名前のバンドだった。
独特な少年ヴォイスと上下白の服。
歌詞と共に、精神病棟を想起させる、と思ったら、
なんでも、Vo.の彼が、過去に精神病(パニック障害)を患っていたとか。
そして、この少年ヴォイスが、一度聴いたら忘れられない…

まず、野島伸司・脚本の「高校教師」の主題歌だった森田童子
唐突に浮かんできた…
恐らく、まるで今まさに命を失おうとしている人間の呟きの様な音楽が
シンクロしたのかもしれない。
そして、数年前に凝って聴いていた詩人の血も思い出した。
音に、彼らの音楽を思い出させるものがあるのかも…

白い病院で死んだ幻の命に
⇒この一文で、もう、世界観がぐんと胸に迫ってくる。

幻に夢で逢えたら
それは幻じゃない

⇒幻覚をリアルだと生きている人も少なくはないだろう。
 また、現実に幻滅して、頭の中の幻想・妄想を糧に生きている人も多いだろう。
 私のその内の一人だ。
 現実の自分の想像は巡らさなくなった。
 ずっと、自分が男で生まれてきていたなら…と想像していれば、
 現実の性を無視していられるし。
 頭の中の妄想は、絶対に誰にも見られる心配もないし。

僕達の子供は
「もうこの世界にはいない」のに
何で何も感じないんだろう

⇒この世界にいないと言うのは端的に死んだと言う事ではなく、
 現実世界に戻って来れない、って事なのかもしれないなぁ。

君のパパとママの歌
⇒歌い終わりのこの、文章には、許しを請うているのは、
 請わなければいけないのは誰なんだろう、と言ってる様に聞こえる。

http://www.youtube.com/watch?v=H51Xj5aEgkA
埋め込みが出来なかったので、URL貼っておこう、
いつでも見に行ける様に。
何と言ったらいいのだろうか、世界にたった独りぼっちと言うような、
圧倒的な寂しい気持ちに圧倒される。
音楽自体も素晴らしい。

でも、賛否両論に分かれる気がする。
この世界観に反発を覚えるか、一聴で魅了されるかのどちらかだろう。
「自己満足の産物」「弱者の戯言」と捉える人もいるだろう。
自分の「負」の部分をひけらかされると、人は反発したくなる。
「それくらいなんだ、俺はなぁ」って奴である。
それはそれでいいだろう、人の好き嫌いは個人の自由だ。
だけど、この曲をもし、高校生で聴いていたら、
電車に飛び込みたくなる自分と歌詞の意味を、懸命に考えたと思う。

アルバム一枚を聴き通す構えが私にあるか分からないが、
聴いてみたい、フル・アルバム。

EARTH
Lastrum
2010-04-07
世界の終わり

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僕は理解できないです ...
さらっと聴けて、飽き ...
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1993-03-10
森田童子

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詩人の血

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