ことぶき猫玉日記

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zoom RSS 続々々・兄弟愛。

<<   作成日時 : 2007/03/14 22:36   >>

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一つの映画について、これだけだらだらと書くことがあると言うことは、
初見で全てを理解できない、見た者に「考えさせざるを得ない」
映画だと言うことだろう。
と言うか、簡潔に言ってしまうと、解りやすい映画ではない、と言うことだ。
ARATA出演の「ワンダフル・ライフ」「DISTANCE」などの、
是枝監督作品に通じるものを感じるなぁ、と思っていたら、
是枝監督が企画で参加している作品でもあった。

この手の映画は「行間から何かを読み取れ」と言う種類のものだ。
見た人がどうとでも解釈しろ、と言っている。
そんなに乱暴にではないが(笑)
感情が明確に出ない、無表情に近い役者の顔が意味ありげにアップになる。
これに因って、更に深く思い悩まなければならなくなる映画だ。

喜怒哀楽の定義が通用しない映画と言うか。
「喜」と「怒」の間、「怒」と「哀」の間、「哀」と「楽」の間、
「楽」と「喜」の間に、無表情に近い顔が当てはめられている。


ラスト、稔(香川照之)が浮かべるフッとした笑みをどう捉えるか、
これさえ難しい。
宿題の多い映画だ。

この兄弟がよその兄弟より愛憎の深さで特別だったとは思えない。
むしろ、どの兄弟にもこのくらいの葛藤は存在する。
幸い、私は女の兄弟がいないので、
見比べられる事も、物を奪い合った事もないが、
35にもなってヤカンで湯も沸かせない下の弟には
言いたいことが山ほどあったりする。
夜遅く、連絡の一つもいれずに帰っても、
いそいそと食事の用意をする母に、面倒くさそうな口をきいてると、
ブチ切れそうになる。
だけど、よほどのことがない限り、弟に対して
声を荒げて怒ったりはしない。
弟も大人なんだから、自分で気付いて
これではいけないと思わなければならないと思うから。

家族って、それぞれが本当に仲良しで、
一つ屋根の下で暮らしているかと言うとそうじゃないだろう。
父と娘の間を取り持つのが母であり、
母抜きで父と娘が会話するとなると、上手く会話が弾まない。
3人でいる時は、母を通して父と娘は会話している、
と言う家族関係はよくあると思う。
この男3人になってしまった家族も、
父と次男の間を取り持つのが長男だった。

古い日本家屋の早川家の、生活感に満ち満ちた家庭風景の中に、
都会生活ですっかり垢抜けたオダギリジョー演じる弟がいる、
と言う空間を不思議な思いで見ていた。
芸能活動をしている人や、公けの仕事をしている人物が
(スポーツ選手なんかも含まれる)
生活と言うものを一体どういう具合に行っているんだろう、
と思うことがあるが、オダギリジョーのような美しい男でも、
こう言う生活臭に満ちた風景の中に存在することがあるんだな、
と言う、何とも言えないほのぼの感を感じたのは私だけだろうか。
役所云々は忘れ、映画のストーリィも忘れ、
オダギリジョーが日本家屋の台所で飯を食っている、
それがなんか、嬉しい気分にさせてくれた。
小さいダイニングテーブルの下で長い足を伸ばして味噌汁を吸っている姿に、
親類の目から見ても男前のお兄ちゃんが飯食ってる姿、
に見えてしまった。

シャワーシーンやHシーンなどのサービスショット(?)もある映画だが、
それよりも、普通に飯を食っているオダギリジョーを見てるほうが
よっぽど「萌え」られる映画でもあった・・・


ゆれる
バンダイビジュアル
2007-02-23

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