ことぶき猫玉日記

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zoom RSS 『東京喰種』にハマった自分に対する考察:2017年2月2日「:re 110話」什造について

<<   作成日時 : 2017/02/02 13:32   >>

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什造VSウタと言う、見たかった様な見たくなかった様な
対峙からの始まり。
闘ったらどうちらかが「死ぬかも」と言う可能性をいつも
はらんでいるので、什造もウタも死んで欲しくない登場人物の
上位に来る為、心臓に悪い類いのドキドキ。
什造は、ヤモリ、ビッグマダムなど、数々のSSレート級喰種を
倒して特等になっているが(A〜Sレート駆逐数でも群を抜いている
事だろう)その他のSSレートと対戦している場面は描かれてない。
結果として数値保持者であるのは間違いないが。
『JOKER』で描かれたスカルマスクも、実質は半兵衛が
止めを刺したことになる。
恐らく、このスカルマスク同様、単発的に目立つ喰種駆逐の任に
当たった時、その駆逐成功率が高いのが鈴屋什造と言う捜査官で、
結果駆逐率が異常に高い捜査官と言う履歴になるんだろう。

ヤモリは、カネキくんとの対戦でほぼ死にかけ状態、
そこを滅多切り(什造にとっては初めて本気全開で挑んでも
即殺にならなかった肉体の持ち主であった事だろう)
ビッグマダムは、動きを止め命乞いをさせる程の致命傷を
与えているが、とどめを刺したのは鈴屋班4人だった。
この時は、異常であったとしても、かつて母の様に、父の様に
什造を「飼っていた」存在に、什造自ら止めを刺すカルマを
背負わせまいと言う、鈴屋班の什造への愛が傑出した場面でもある。

什造にはSSレート以上を容易に駆逐できる能力はあるが、
作中にその力を剥きだして見せる様な場面は描かれていないのだ。

ウタがどこまで本気化は、什造が言ってる様に
「抵抗ナシですか」
と言うスタンスを取っているので不明だが、一撃目、什造は
サソリでウタののど元に切り込んでいる。
投げるではなく、ウタの懐に一瞬で飛び込み、突き刺すと言う
接近戦から始めている。
ウタが什造の動きを見切れなかったのか、そもそも見切る気が
ないのか、その辺りも不明。
傷を負ったとしても対したダメージがないので、そもそも避ける気が
無い様な印象を受ける。
:re 2巻のオークション戦で什造が初めて義足ギミックを披露した
直後、3本のサソリを顔面にぶっ刺されている。
:re 3巻で平子と対峙した時には「返しといて」と言っているので
什造の存在に関して個人認識は済んでいると言う事になる。

什造の手の内は知っているが、甘んじて受けたのか、
とにかくウタは防御をしないイメージがある。
画像

什造の動きの素早さが際立つ一瞬なのか、元々ウタは
避ける気がないのか…什造の速さが勝つのであればウタは
什造の動きを負えてないと言う事になり(元々追う気もない)
速攻、精神攻撃に移行したとも考えられる。
ウタは肉体損傷を受けても回復力が異常に高く、それに因って
一撃に対して無頓着なのかもしれない。
以上を踏まえると、ウタの赫子は「麟赫」と思われる。
麟赫は再生力が高いとされているが、自分より強い麟赫が
存在するので、そこを重視せず、相手へのダメージが高い
「精神攻撃力」の方に磨きをかけたのでは?と思われる。

平子の前で有馬の顔面を模した様に、ここでウタは篠原さんの
顔面を模し、什造に対しても精神攻撃に移る。
(平子が躊躇なく有馬の顔面ぶった切ったので、口数が少なく
 感情の起伏が読みにくい平子の性格を考えると、実は有馬の事が
 好きではないのでは…と言う印象を受けたが、9巻を経て今、
 空疎な褒め言葉でも欲しかったと思っていた上司、雲の上の
 存在であった有馬の顔を模すとは…と言う卑怯な手口に対する
 純粋な怒り以外の何ものでもなかったと解る)
ウタの特異な戦術は力技よりもこちらの方なんだろう。
ウタが「ノーフェイス」と言う通り名は、文字通りなんじゃなかろうか。
この人、顔がないんじゃないかな…
ピエロはびっくり人間の集まり、ってニコも言ってるしなー。

「什造…」
「篠原……さん…」

フォントは全てタカハンド仕様。
ギュっとジェイソンの柄を握る手に力がこもる什造。
「オイオイ…」
ビクッと身をすくめる什造。
後ろ頭辺りをポンポンと掌で叩く(どちらなのかは絵の構図から
判明不可)
「……あんま無茶するな」
「し…」
「篠原さん…」

ウタの赫子がニョキニョキと伸び(形状からも麟赫と思われる)
什造を狙っている。

什造の理性はこれが「まやかし」であると知っている。
それでも思わず篠原と「錯覚」したのは条件反射に他ならない。
何度も何度も見まいに行ったであろう、目を開かない篠原の顔を
什造は見ている筈だ。
あの目が開き、口が物を言う事はないのだ、と一番知っている筈だ。
エトのあの執拗な攻撃を瞑らに見ており、ダメージの大きさを
一番知っているのも什造だ。
だからこそ、心のどこかで、こんな風にまた、篠原さんが自分に
話しかけてくれたりしてくれないですかねー、と思い返す回数も
数え切れないほどあったに違いない。
諦めきれないと言うより、それは不意に来る思いとして。
無印13巻で、ビッグマダムの虐待から解放されて尚
「ママも元気してるですかね」
画像

と言いながら夜のお散歩をしていた。

無印時代の「異端児」まんまな什造のキャラ属性から、
現在、特等となり、鈴屋班(S3班)を率いるまでになった什造を
「不抜けた」「毒気が無くなった」「丸くなった」と考えている人が
いる様だが、人間は経験で学んで変わって行く部分もある。
根本的な根っこは変わらない、変えようがなかったりするもんだが、
時々の「感情」は流動的なものなんだ、それが人間性なんだ!
果たして重曹は「人格に偏りがある性質の人間」として生まれただろうか。

什造の異常な行動は、喰種の飼いビトとして虐待を受け、
人殺しを強要される環境が生んだものである。
最初の三日三晩は嘔吐し続けたと記述されている。
『東京喰種』と言う作品のなかで「嘔吐」と言う行動には
本能的な「拒否反応」としての重要性が非常に高い。
什造自身が強要される行為に対し、その異常さに拒否反応を
示すほどの「正常な精神の持ち主」であったと言う事だ。
丸くなったとか、尖がった・突き抜け感が失われたと感じる人は
「キャラ」と「登場人物」の区別がつかないんだろうなぁ。
作者が「キャラ」っぽく描いているがあくまでも一人の人間に近い
「登場人物」として描いていると言う事に気付いて欲しいなぁ。
〇〇属性キャラ、と描いているようでそうじゃないんだよ…

現在の什造が「異端児」であるのは歴然としている。
アカデミー裏口入局、有馬に次ぐ若さでの特等昇進、
彼のCCG捜査官としての経歴は紛れもなく「異端」だ。
「異端児」を「異常児」と勘違いしてる人を見かけるが、
全く違う言葉だからねぇ。
常軌を逸してると言う意味で什造は「異端児」には違いないが。
他に類を見ない、集団の中で突出しているので「異端」なのだ。
平易な言葉で表すと「カリスマ性」があるのだ。
「異端審問」等、魔女狩りのイメージが先行し、異端と言う言葉から
マイナスイメージを連想するのだろうが、本来は全く逆の言葉だ。
優れ過ぎて凡人が到底追いつけない人物を指す言葉だからだ。

什造は、利口で、真っ当な精神力を持つ人間である。
篠原の人間性に触れ、他者への共感力を学び、自分にも
感情があると知った子供なのだ。
画像

元々、異常性格な人間ではなかったのである。
ここが解れば、鈴屋班の班員が何故「強烈に志願して」この班の
配属を希望したのか、答えは単純だ。
「鈴屋先輩は 部下を見捨てません」(:re 8巻)
半兵衛が言った言葉そのものだからだ。
部下の誰よりも優れていて(それは手本教材として優秀であると言う事)
それに加え、部下の命を大切にする上司ぶりを知れば、誰だって
こんな上司の元で働きたい、能力を伸ばしたいと思うだろう。

半井、有能だなぁ。
水郎は至極まともな子。
御影は言ってる事は時空超えてるけど、班長への愛は伝わる。
半兵衛は什造に関しては絶対にブレない。
什造は「異端児」かもしれないが「異常」ではないと言う事。
有能、一般的、デンパ系、師事欲過多…
だからこんなに個性バラバラな4人が集まって来るんだよ…

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